欧州トップレベルで戦う選手の中には、そろそろ現クラブとの契約を終える選手が出てくる頃だ。今夏所属クラブをフリーで離れる準備をしているビッグネームもいる。
パウロ・ディバラ、ルイス・スアレス、アンヘル・ディ・マリア、ポール・ポグバ、ウスマン・デンベレといった選手たちに注目が集まる中、『GOAL』は現行契約が終了次第フリーで獲得できる見込みの選手をリストアップした。
(C)Getty Images欧州トップレベルで戦う選手の中には、そろそろ現クラブとの契約を終える選手が出てくる頃だ。今夏所属クラブをフリーで離れる準備をしているビッグネームもいる。
パウロ・ディバラ、ルイス・スアレス、アンヘル・ディ・マリア、ポール・ポグバ、ウスマン・デンベレといった選手たちに注目が集まる中、『GOAL』は現行契約が終了次第フリーで獲得できる見込みの選手をリストアップした。
Gettyポール・ポグバとユナイテッドは、昨シーズン終了後に1年の延長に合意していたが、オールド・トラッフォードとの契約はついに今夏終了することになった。
このフランス代表はマンチェスター・ユナイテッド在籍中、度重なる故障や不調に悩まされ、悲喜こもごもの結果に終わった。「どこかで新しいチャレンジをするのによい時期かもしれない」と退団を認める発言もある。
古巣のユヴェントスに帰還する可能性が常に報じられているが、一方でレアル・マドリーもポグバの動向を嗅ぎ回っている。パリ・サンジェルマンもこのW杯優勝メンバーを自国に連れ戻そうとしているようだ。

スペイン代表のフアン・マタのオールド・トラッフォードとの契約は2021年に1年間延長され、現行契約は2022年までだ。
マンチェスターに残留する意欲を表明しており、「初めて試合に出る時は、新たな始まりのような気持ちになるんだ。このクラブでプレーすることは人生の中でとてもエキサイティングな瞬間だ。ここで止まりたくはない。もっと進んでいきたい。ユナイテッドのユニフォームを着てもっと試合に出続けたいんだ」と話していた。
だが、この一流のプレーメーカーは翌シーズン新しい挑戦に向かうことが確認されている。
Getty Images2020年にバルセロナからアトレティコ・マドリーに2年契約で移籍したルイス・スアレスは、ワンダ・メトロポリターノ(アトレティコ・マドリーの本拠地)での旅に終止符を打ち、セレモニーでは涙を流した。
35歳になり、ベテランの部類に入るスアレスではあるが、バルセロナ退団後のゴールによる貢献度は非常に高く、移籍初年度にラ・リーガ優勝へと導いている。
Getty Imagesウスマン・デンベレはバルセロナを退団する可能性があると噂されており、契約交渉が行われる模様だ。クラブ会長のジョアン・ラポルタは、彼はキリアン・エンバペより優れた選手であると述べ、ラ・リーガの巨人はこのフランス代表を保持する計画であると主張している。
「デンベレとは非常によい関係にあり、彼も残留を望んでいる。彼は優れた選手であり、我々も彼が必要だ」
「彼のことを最も必要だと思うクラブの代表とは交渉の必要が生じる場合もあるだろう。私はデンベレを本当に望んでいるし、エンバペより素晴らしい選手だ」
Getty Images2015年にパレルモから加入して以来、パウロ・ディバラはユヴェントスのスター選手の一人だ。だが、ユヴェントスからの退団が決まり、涙とともに去ることが決まった。
リヴァプールやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマといったクラブが獲得に興味を寄せている。
Getty Imagesブランコス(レアル・マドリーの愛称)のカルロ・アンチェロッティ監督から気に入られていない実情があり、指揮官は今季限りでの退団を認めた。
マドリーで数多くのタイトルを獲得したテクニシャンがどこに向かうのかは、今夏の注目点のひとつだ。
Gettyアレクサンドル・ラカゼットのエミレーツでの未来はいまだ不透明だ。アーセナルのミケル・アルテタ監督はこのフランス人との契約について明言を避けている。
アルテタは2017年からガナーズに在籍するストライカーについて「いろいろな話をしている。私が言えることは、ラカの現状についてはとても満足しているということだ。すでに伝えているが、シーズンが終わるまではそれ以上のことは言わないことにしている」と話している。
Gettyオリギは自身の実力でリヴァプールのレジェンドになった男だ。モハメド・サラーやサディオ・マネほど輝かしい選手ではないが、重要な試合でのレッズの勝利に大きく貢献してきた。ユルゲン・クロップお気に入りの前線3人の後塵を拝し2番手、3番手となっているものの、出番が与えられれば、限られた出場時間の中で最大限のことをやろうとしてきた。このベルギー人はイタリアに新天地を求めるのではないかと噂されている。
Getty Imagesイングランドサッカー史の記録を塗り替える高額の移籍金でスペインの首都に移籍し、それ以来9年間の間に何度も窮地に陥ったガレス・ベイルであったが、レアル・マドリーとの契約がついに今夏終了を迎える。レアル・マドリーの内部やファンからの悪評は長きに渡って報じられてきた。ベイルの代理人であるジョナサン・バーネットは『Deportes Cuatro』に対して「それは重要なことではない。彼らがどう思っているかは関係ない。彼ら(レアル・マドリーのファン)については全く気にもしていない。むしろ、なぜ気にする必要があるんだ?ファンの方が彼にひどい扱いをしたと思っている」とコメントしている。
ベイルの取りうる選択肢のひとつとして挙げられるのは、2020-21シーズンにローンで移籍していたトッテナムに戻ることだ。
Getty Imagesチェルシーはしばらくの間アンドレアス・クリステンセンと契約について対立しており、その後このデンマーク人との契約延長を行わないことが判明した。フリー契約となり、ラ・リーガの巨人バルセロナに移籍するものと予想されている。
Getty5年間をチェルシーで過ごしたアントニオ・リュディガーはすでにチェルシーからの退団が発表済み。ファンに向けて感動的なメッセージを残し、来季はレアル・マドリーに向かうことが伝えられている。
Getty Imagesこのブラジル人MFはこの8年間、シチズンズ(マンチェスター・シティの愛称)にとって重要な存在であった。2022年までの1年の契約延長を交わしていたが、ついに契約最終年となった。
37歳という年齢にして、フェルナンジーニョはいまだにマンチェスター・シティにとって有用な選手だ。次の移籍ウィンドーで彼の適切な代役を見つけるというタスクに、ペップ・グアルディオラは難儀することだろう。
Getty Imagesジェシー・リンガードの1月の移籍は阻止された。マンチェスター・ユナイテッドは2021年にウェスト・ハムへのレンタル移籍で成功したことを背景に、このイングランド代表選手の残留を熱望しているようだ。
だが、レッドデビルズ(マンチェスター・ユナイテッドの愛称)ではレギュラーのポジションを得るのに苦労し続けており、今夏の大刷新のひとつとしてリンガードはチームを去ることになりそうだ。
Getty Imagesアルゼンチン代表のアンヘル・ディ・マリアはパリ・サンジェルマン残留の意思を過去に表明してきたが、それは叶わず今季限りでの退団が決まった。
「もしアルゼンチンサッカー界に戻るとしたら、ロサリオ・セントラルでキャリアを終えたい」と語っていたものの、欧州でのキャリアはまだ続く模様。新天地はユヴェントスが濃厚となっている
Getty Imagesセルジ・ロベルトのカンプ・ノウでの将来はますます不確実になってきた。現在2年間の契約延長交渉に入っているが、ラ・マシアから長きに渡ってクラブに貢献してきたロベルトとの交渉が完了したのかどうかについては、いまだに公式からの発表がないままだ。
Gettyフランク・ケシエはイングランドへの移籍が常に噂されているが、一方でラ・リーガの巨人バルセロナもこのコートジボワール人MFに強い興味を持っていると言われている。ACミランとの契約は終了を迎えようとしており、セリエA優勝経験者としてサン・シーロを離れることになりそうだ。
Gettyエディ・エンケティアは2021年夏にアーセナルからクリスタル・パレスに移籍するところであったが、個人契約で合意に至らず、結局直前で破談になってしまった。イーグルス(クリスタル・パレスの愛称)はガナーズのユースから成功を収めたこのFWに対してまだ興味を持っているが、一方でエンケティアは国外移籍を選択する可能性もある。一方、ミケル・アルテタは最近このストライカーに出場時間を多く与えるようになっているため、これが残留を後押しする可能性もある。
Gettyイヴァン・ペリシッチは33歳になったが、インテルでコンスタントに出場しており、最高峰の実力を維持していることを示してきた。このクロアチア人MFを欲しがるクラブは、イングランドの複数チームを含めて非常に多い。イタリアでの冒険を終える決断を下したとしても、考慮に値する選択肢に困ることはないだろう。
Getty Imagesレアル・マドリーはベテランのルカ・モドリッチとの現行契約を12か月延ばし、2023年まで延長したい意思を見せている。36歳になったモドリッチだが、ロス・ブランコスで中心選手として活躍し続けており、カゼミーロやトニ・クロースとともに中盤トリオを形成している。
Gettyニューカッスルがドルトムントのアクセル・ヴィツェルに興味を示していると言われている。ユヴェントスもまたこのMFに注目している。この経験豊かなベルギー人は、MLSでの経験を求めてアメリカに向かう可能性があるとも言われている。
Getty Imagesドリース・メルテンスはナポリ歴代最多得点記録を保持しているが、だからといって新たな契約を提示される保証は一切ない。このベルギー人に対してクラブは年俸減を提示すると言われているが、他クラブへ移籍するのではないかというゴシップも多くある。
Getty30歳になったジョルダン・アイェウのセルハースト・パーク(クリスタル・パレスの本拠地)での時間は終わりを告げようとしている。このFWのイーグルスに対する貢献度が下がっているからだ。だが、もしパトリック・ヴィエラ監督がこのガーナ代表を保持する価値があると考えているのであれば、クリスタル・パレスは短期の契約を提示するかもしれない。
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