アモリム監督は最後の試合前会見でスポーツディレクターのジェイソン・ウィルコックス氏との関係に変化を問われると、何やら腹を立てる様子だったが、「その件については話したくない」ときっぱり。その言葉を3度も繰り返し、口を閉じた。だが、試合後の会見で上層部からの信頼を訊かれると、こう述べた。
「まず言っておくが、君たちはすべて摘まれた情報しか持っていない。私はマンチェスター・Uの監督として、ここに来た。コーチとしてではない。それははっきりしている。私の名前が(トーマス・)トゥヘルでも、(アントニオ・)コンテでも、(ジョゼ・)モウリーニョでもないのは承知済み。だが、私はマンチェスター・Uの監督だ。そして、(残る契約期間の)18カ月、あるいは上が交代を決断するときまで、この状態は続く」
このひと言もエッジが効いたものだったが、それだけにとどまらず、「監督であってコーチではない」と繰り返し述べ、「あらゆる部門…スカウト、スポーツディレクターはそれぞれの仕事を遂行すべきだ。私は18カ月の間、自分の仕事を全うするつもりで、次のステップに進む」と言い放っている。
だが、アモリム監督に与えられたのは結果として18カ月ではなく、19時間のみとなり、5日朝方に解任されてしまった。あのリーズ戦後の会見で発した言葉が辞任の声明だったとすれば、この結末への驚きも少なかったはず。チェルシーでのエンツォ・マレスカ氏や、ノッティンガム・フォレストでのヌーノ・エスピリト・サント氏(現ウェストハム監督)のように、メディアを介して上に抗議すれば、たいてい勝ち目がない。
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