29日のカラバオカップ4回戦でクリスタル・パレスをホームに迎え撃ったリヴァプールは41分、45分と連続失点すると、79分に18歳アマラ・ナロが一発退場。88分にダメ押しゴールを許して、完敗した。アルネ・スロット監督は週末のプレミアリーグを見越して先発を大幅にターンオーバーして臨んだが、結果として裏目に出て、これで直近の公式戦7試合で6敗目。『GOAL』はリヴァプールの出場選手、そして監督を採点する。
Getty/GOAL
AFPGK&DF
フレディ・ウッドマン(4/10)
30分までセーブ機会がなかった展開で進み、サールの先制弾に為す術なし。2失点目、そして3失点も同様に完全にどうしようもなかった。
カルビン・ラムゼイ(5/10)
負傷から復帰後、3年ぶりに巡ったトップチームでの先発だったが、苦戦した夜に。
ジョー・ゴメス(3/10)
慣れない組み合わせでの出場だったとはいえ、相手の1点目でクリアすべきボールをクリアしきれず、2失点目にも絡む。
アンドリュー・ロバートソン(5/10)
センターバックでの出場だったが、その場しのぎのバックラインでは流れを止められず。フラストレーションから、荒いタックルでイエローカードを受けるシーンも。
ミロシュ・ケルケズ (4/10)
先のプレミアリーグから唯一連続先発したが、目立った活躍なし。次のアストン・ヴィラ戦での先発に疑問符がつく。
AFPMF
トレイ・ナイオニ(4/10)
トップチームでの先発機会だったが、多くのランニングを求められ、大きなインパクトを残せず。
遠藤航 (5/10)
中盤で堅実な基盤を築くために先発出場したが、追い回すばかりで、ほとんど効果的なプレーができなかった。攻撃の組み立てで一定の効果を発揮したものの、この試合をできるだけ早く忘れてしまいたいことだろう。
アレクシス・マクアリスター(5/10)
必要不可欠な経験を見込んでの先発起用だったが、出場した67分間のほとんどで迷いが感じられ、目立った貢献なく、ピッチを後に。
Getty Images SportFW
キーラン・モリソン(5/10)
18歳のアカデミー出身でトップチームデビューし、積極的な動きを披露。リヴァプールの精彩を欠いたプレーの責任はなく、67分に交代した。
フェデリコ・キエーザ(4/10)
攻撃をリードしたが、23分に決定機を逸するなど、自身のプレーにフラストレーションがみてとれ、焦りからチャンスを逃す場面が目についた。
リオ・エングモア(5/10)
左サイドで持ち前のスキルを発揮し、28分に決定機を演出。まともなプレーを披露したと言える数少ない選手の1人だったが、後半に失速し、終盤に交代した。
Getty Images Sport途中出場選手&監督
カイデ・ゴードン(4/10)
出場機会に喜んだことだろうが、決定的なパスを出せず。
アマラ・ナロ(2/10)
トップチーム出場2試合で2度目の退場。危険なタックルでレッドカードを受けた。
ウェリティ・ラッキー(4/10)
リヴァプールにとって最悪の夜にデビュー。
トレント・コーン=ドーハティ(N/A)
爪痕を残すには短い残り4分のところで出場。
アルネ・スロット監督(3/10)
苦境に立つ指揮官にとってまたもや悲惨な夜に。アストン・ヴィラ戦を見越した大規模なメンバー変更(10人)を敗戦理由に挙げようとするだろうが、チームは自信を失っており、この敗戦が状況をさらに悪化させた。

