Getty Images Sportケインが開幕12戦20発で驚異的ゴールペース! バルサ時代のメッシやレアル時代のC・ロナウドも敵わず
CL・EL2025-26配信!
22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節のクラブ・ブルッヘ戦で今季公式戦12試合目にして20ゴール目をマークしたケイン。『Opta』によると、かつて最高の称号を欲しいがままにした2人よりも早いペースで20ゴールを到達したという。
リオネル・メッシはバルセロナ時代に開幕から17試合で20ゴールを記録したのが3度。レアル・マドリー時代のクリスティアーノ・ロナウドは2014-15シーズンに開幕から13試合で20ゴールをマークしたが、今季のケインは1試合少なく20ゴールに到達した格好だ。
この数字は2025-26シーズンのケインがどれだけ凄まじい活躍をしているのかを示すもので、次のバロンドール候補に早くも名乗り。とはいえ、その栄冠を手にするのには来夏のワールドカップ(W杯)でイングランド代表を優勝に導く必要もありそうだ。
AFPバイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督は公式戦19ゴール目をマークした先のブンデスリーガでのドルトムント戦後、こう述べている。
「ケインは我々のために素晴らしい活躍を披露してきたが、もちろん、まだ成長の余地もある。メッシとロナウドが基準を高く設定しすぎていて、ケインが今のようにゴールを決めるのは当たり前のように感じられがちだが、彼がやっていることは本当に素晴らしい。今夜もチームのために働き、改めて重要な存在だった」
「識者の誰もが『今夜のストライカーは誰だった? 攻撃的MFは誰だった? プレーメイカーは誰だった?』と自問自答しているのは嬉しいね。そうすることで、我々の攻撃はスムーズかつ正しい方向に進んでいると認識できる」
「ケインがヘディングの仕方を教えるなんてできない。教えられないこともある。例えば、ボックス内での感覚だったりもね。彼はとにかくヘディングも上手だ」
また、ケインはドルトムント戦後、ドイツ『スカイ』「もちろん、僕は自分のゴールでチームの力になるためにここにいる。でも、ボールを持っていないときには少し下がり目のポジションを取り、自陣ボックスで守備をして、ルーズボールの回収からロングボールで相手ラインの裏を狙うプレーも心がけた。多くのポジティブな要素があり、身体的にも良好さを感じている」と話す。
さらに「総じて自分のプレースタイルに自信がある。試合前から常に楽しみにしていることがある。それは僕らが目指したいプレースタイルと、チームとしてどのように連携していくかを把握しているからだ。チーム内に特別な結束力がある。誰もが常に全力を尽くしている。この一体感こそが貴重な財産だ」とも述べている。
Gett今季におけるケインの好調ぶりはまさに圧巻のひと言。力はすでにピークを過ぎたとの見方もあったが、まったく新しい次元のプレーを披露し、誰もが不可能に思った領域に到達している。
バイエルン加入1年目には公式戦45試合で44得点と驚異的な成績を記録したが、11月を迎えるまでにその半分に迫る勢いとあって、更新できそうだ。今の段階で判断する限り、ケインはこの調子でいけば、キャリアでもベストなシーズンになりうる。
代表では来夏にW杯という1つのイベントが待つが、クラブに目を向ければチャンピオンズリーグで3戦全勝。ブンデスリーガにおいても首位を独走中だ。
そして、先日にはクラブキャリア400ゴールを達成。自身のSNSを通じて「クラブ通算400ゴールを達成できて本当に誇らしく思う! この数字を達成できたのは支えてくれた多くの人やチームメイトのおかげ。感謝してもしきれない。これからも応援しています! まだまだこれからだ!!」と綴っている。
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