ジョエリントン、新入りヴォルテマーデの得点量産サポートを誓う　「最高のゴール機会を提供」

ここ数カ月で大きな変動があったニューカッスル。スターストライカーのアレクサンデル・イサクが長引く移籍騒動の末、リヴァプールに移籍し、多くの新戦力が加入した。結果はまちまちだが、選手は互いに支え合っており、ジョエリントンは移籍期限最終日にシュトゥットガルトから移籍金6900万ポンドで加入したヴォルテマーデを全面的にサポートしている。 

ジョエリントンは18日のブライトン戦を前に『Chronicle Live』でヴォルテマーデにこうメッセージを発信した。

「プレッシャーは常にあるもの。僕も9番としてプレーした頃からいいパフォーマンスでチームに貢献しなければならないというプレッシャーにかられたよ。もう9番ではないけど、チームメイトを助け、チャンスを作るというプレッシャーが今でもある。誰だろうとプレッシャーがあるもので、とにかくいいプレーをして、できるだけ多くのチャンスを作ろうと努力するだけさ。ニック・ヴォルテマーデのためにも、ゴールを決める最高の機会を提供したい。その責任は全員にある。僕らはそこに近づいている。ニックがもっともっとゴールを決めてくれたらと思う」

ニューカッスルの今季は波乱に満ちた夏と全大会を通して厳しいスタートで特徴づけられる。クラブはイサクが1億2500万ポンドで移籍したことで物議を醸し、ファンの動揺を招いた。アンソニー・エランガ、マリック・チャウ、ヴォルテマーデといった新戦力を獲得したものの、一部の主要選手の獲得を逃したとの報道もあり、サポーターの不満を募らせている。

そんなニューカッスルはカラバオカップ3回戦を突破し、連覇に向けて好スタート。1月にはFAカップ4回戦でトッテナムとホームで対戦する。一方、チャンピオンズリーグ（CL）ではウニオン・ベルリンとのアウェイ戦を快勝したものの、バルセロナとのホーム戦で敗れるなど、成績が二分。プレミアリーグでは7試合でわずか勝ち点9しか掴めておらず、11位と苦戦を強いられている。 

とはいえ、今季はまだ始まったばかりで、ニューカッスルは4つのコンペティション全てでタイトル獲得を目指して奮闘している状況。ジョエリントンはクラブの目標を明確に認識しているとも話す。

「僕らは常に学ぼうと努力しており、この2年間もそうしてきた。負けても、そこから学び、何かを掴める。勝利も同じさ。このチームは2年前と比べて大きく成長し、今や以前とは比べものにならないほどの実力を備えている。先発メンバーは常に優秀だけど、選手層の厚さと経験も十分にある。クラブは正しい方向に進んでいるけど、まだ道のりは長い。僕らはこのチームを成長させるために毎試合、毎シーズンで全力を尽くしている。今季はチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出が重要。クラブをさらに大きくしたい。そしてより多くのタイトルを獲得できると確信している」