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今季のトッテナムで輝くブラジル代表FW、今夏にMLSの関心があった?

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    『ESPN』によると、今夏に攻撃陣強化の一手としてリシャルリソンを狙ったオーランド・シティだが、求められた移籍金4640万ドルの前に撤退。今季のブラジル人アタッカーはレギュラーの座を確立したが、それまでのトッテナムでの厳しい状況や28歳という年齢からもオーランド・シティにとって魅力に移ったようだ。だが、トッテナムの要求額がこの移籍を阻み、ソン・フンミンのロサンゼルスFC移籍で記録した2600万ドルがMLS史上最高の移籍金額となっている。

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  • リシャルリソン今夏のトッテナムは大幅な戦力刷新に踏み切り、攻撃陣も多くの補強を決行。リシャルリソンに関心を示したのはオーランド・シティだけにあらずで、サウジアラビアのクラブからもオファーがあったが、本人が拒んだ模様だ。

  • リシャルリソンが移籍に揺れたのは2026年ワールドカップ(W杯)をブラジル代表の主力として迎えるためとされる。カルロ・アンチェロッティ新監督は選手のローテーションや様々なオプションのトライをためらわず、リシャルリソンは6月と9月の代表戦で4試合のうち、2試合に先発。韓国代表&日本代表との試合が組まれる今月の代表活動にも呼ばれている。

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    オーランド・シティは結局、この夏に攻撃陣を大きく補強できなかったが、2年連続でプレーオフ出場権を獲得。今後の試合結果次第では6位まで浮上する可能性もある。チームはルイス・ムリエルとマルコ・パシャリッチのコンビが得点源となり、攻撃力を発揮。ここにリシャルリソンが加わっていれば、さらに強力な攻撃オプションとなっていたことは疑いようがない。

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