Alejandro Grimaldo Leverkusengetty

レアルだけでなくバルセロナも選択肢だった? レヴァークーゼン左SB、今夏にスペイン復帰叶わず…「結局は実現しなかった」

  • レヴァークーゼンの左サイドバックであるグリマルド。この夏にスペイン復帰が濃厚視され、レアル・マドリーとバルセロナの両チームが関心を示したとされる。セットプレー時の攻撃力も魅力の30歳DFはそれらの話が破談する前までリーガ復帰に迫るとみられたが、レアル・マドリーはアルバロ・カレーラスを、バルセロナはジェラール・マルティンをチョイスした。

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  • Bayer 04 Leverkusen Training Session - DFB Cup 2023/24 FinalGetty Images Sport

    グリマルドは最終的にどのクラブとも具体的な合意に至らなかった背景を明らかにしている。

    「シャビ(・アロンソ)と行く可能性は常にあったけど、結局は実現しなかった。彼らはカレーラスと契約したんだ。バルセロナに行く可能性もあったけど、これも形にならなかったね。今はこのチームでモチベーションを持って戦うという課題と向き合う必要がある。常に選択肢があって、様々な話があるけど、最終的に実現しなかったのはそもそも運命ではなかったからに他ならない」

    また、アトレティコ・マドリーからの関心も認めたが、こちらも具合的な話へと発展しなかったようだ。

    「アトレティコも同じだ。交渉はしたものの、実質的に何も進展してしなかった。移籍市場では左サイドバックの補強が求められれば代理人を通じて話が進む可能性があるけど、実現しなかったということだ」

  • スペイン復帰に至らなかったグリマルドは今のドイツでも活躍を続けている。今季はすでに8試合で4得点2アシストを記録し、ヨーロッパ屈指の攻撃的サイドバックに数えられる存在。好調ぶりはチームの原動力にもなっている。

  • Bayer 04 Leverkusen v PSV Eindhoven - UEFA Champions League 2025/26 League Phase MD2Getty Images Sport

    レヴァークーゼンとの契約を2027年夏まで残すグリマルドだが、依然としてスペインから関心を惹きつけ、来夏により割安な条件で移籍を話す可能性もある。ともあれ、今は週末予定するブンデスリーガのウニオン・ベルリン戦に集中したいところだ。