Getty今夏のマンチェスター・Uでマーカス・ラッシュフォード、アントニーらとともにルベン・アモリム監督の構想から外れ、チェルシー移籍が実現したガルナチョ。この移籍が形になるまでの間、1stチームから外れ、個人でのトレーニングに励んだ。ラッシュフォードらチームメイトが次々と新天地に羽ばたくなか、チェルシー移籍を果たしたガルナチョはここまで4試合に出場して、そのうちの2試合に先発。チェルシーで存在感を大きくしていけば、マンチェスター・Uにとって惜しい決断になるかもしれない。
AFPそんなガルナチョはマンチェスター・U時代にたびたび姿勢が問題視され、アモリム監督とすれ違いの末にトップチームから追放されたが、チェルシーでそうした困難な時期を吹き飛ばす活躍に燃えている。チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のベンフィカ戦後、『TNT Sports』のインタビューでマンチェスター・Uに対する不満を口にすることなく、新天地でのプレーに喜びの思いを語っている。
「古巣のマンチェスター・Uについて何も悪く言うつもりない。ただ、人生においてつらい時期があっただけだ。今はここにいること、この大会でプレーできること、そして今日の試合で3ポイントを掴めたのを心から嬉しく思っている」
また、チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督はこのベンフィカ戦で決勝ゴールとなるオウンゴールを誘発したガルナチョを高く評価。ボールがないところでの泥臭いプレーにも賛辞の言葉を送っている。
「オン・ザ・ボールに限らず、プレスのかけ方だったり、守備でもうまくやった思う。ファイナルサードでは彼が単独で仕掛ける自由を与えている。ボックス内に到達するのが大事。そこからゴールが生まれるからね」
Getty Images Sportチェルシーは4日にホームで行われるプレミアリーグ第7節でリヴァプールと対戦。ガルナチョはチェルシー移籍後初のリーグ戦先発となるか。このリヴァプール戦で先発となれば、監督からの信頼の証といえ、才能の大きさを示す機会にもなる。
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