デンベレの成功例に倣う？ バイエルンレジェンドOB、オリーセのバロンドール受賞を期待 「彼に限界ない」

マテウス氏から今回のバロンドールに輝いたウスマン・デンベレの再現が期待されるオリーセ。2024年夏にクリスタル・パレスから5200万ポンドでバイエルン入りして以来、ワールドクラスのアタッカーに数えられるだけの活躍を披露している。今回のバロンドールではトップ30入りこそしたものの、30位に。実力が反映されたものとは言い難い。

バイエルンでの活躍は目覚ましいものがあり、先のクラブワールドカップを含めると、今季のここまで公式戦12試合で7得点5アシストをマーク。バイエルンではまだ1年が経過したばかりだが、通算62試合で24得点26アシストと50ゴールもの得点に関与している。

マテウス氏はドイツ『Sport Bild』でオリーセを高く評価している。

「彼は卓越したフットボーラーに必要なすべてを備えている。彼に限界なんてないと思う。デンベレの例を見れば、ウインガーでもワールドクラスのフットボーラーになれるのがわかる」

「常にチームの成功、特にチャンピオンズリーグ（CL）での成功にかかっているが、オリーセなら（バロンドールを）獲得できると信じている」

そんなオリーセを巡っては今年8月にバイエルンとの契約内に解除条項があるとの噂が浮かび、早ければ来夏にもプレミアリーグ復帰を果たすのではとの憶測も。モハメド・サラーの後釜としてリヴァプール行きの話と紐づくほか、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン（PSG）の関心も取り沙汰される。

そうした背景もあってか、バイエルンはオリーセとの契約がまだ2029年夏まで残るものの、早くも更新に動いていると報じられ、内部協議中とも。現時点でオリーセ本人や代理人と接触こそないものの、今季中に具体的な話し合いへと発展する可能性も指摘されているところだ。