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マンチェスター・Cは18分に今季初スタメンのフィル・フォーデンが先制ゴールをマークすると、53分にゴールゲッターのアーリング・ハーランドがしっかりと追加点。68分にもハーランドがネットを揺らし、完勝した。
今季初のダービーマッチを青く染め上げたマンチェスター・Cは2連敗の悪い流れを止める勝利で、マンチェスター・Uは連勝ならずの敗戦に。『GOAL』は両チームの出場選手、そして監督を採点する。
(C)Getty Images得点者：
フィル・フォーデン（18分）
アーリング・ハーランド（53分）
アーリング・ハーランド（68分）
Getty Images Sportジャンルイジ・ドンナルンマ（7/10）
エンベウモのフィニッシュを見事に止めたシーンはデビュー戦のハイライトに。あまり出番が多かったわけではないが、大柄な体格を生かしたブレーぶりでクラブが獲得した理由を証明した。
アブドゥコディル・クサノフ（6/10）
慣れない右サイドバックのポジションでプレーだったが、見事に役割を完遂。前半のスローイン失敗には触れないほうがいいか。
ルベン・ディアス（7/10）
プレミアリーグ初先発のシェシュコを封じる上で大きな役割を果たす。若いディフェンス陣をうまくリードした。
ヨシュコ・グヴァルディオル（7/10）
マンチェスター・Uの攻撃陣にフラストレーションを溜めさせ、封じ込める上でディアスの頼れるパートナーとして機能。
ニコ・オライリー（6/10）
今季初のリーグ戦先発だったが、エンベウモの脅威に概ね対処。
Getty Images Sportベルナルド・シウバ（7/10）
右サイドでチームのために良い働きぶり。ゴールに向かうハーランドを見つけるやいなや、早い段階で決定的なパスを出してお膳立てした。
ロドリ（7/10）
今季2度目の先発。ベストコンディションではなかったものの、安定したプレーぶりを披露した。
タイアニ・ラインデルス（7/10）
ロドリと息の合ったプレーぶりで、今季はこの2人が中盤の軸になる可能性を示す。終盤の決定機は決めるべきだったか。
AFPジェレミー・ドク (8/10)
2つの素晴らしいアシストで、しばしば求められるゴールに関与。最初のアシストシーンはドリブル能力が際立つものに。
アーリング・ハーランド (9/10)
好調をキープ。後半の2発でマンチェスター・ダービー通算得点数を8ゴール目に伸ばす。宿敵のディフェンス陣にとって常に悩みの種で、手に負えない存在に。
フィル・フォーデン (8/10)
指揮官の期待に応える活躍ぶり。得点はピンポイントで、試合全体のプレーぶりもダービーを勝とうとする生え抜き選手ならではの決意に溢れるものに。
AFPニコ・ゴンザレス（5/10）
ロドリとの交代で出場。スムーズにフィットした。
サヴィーニョ（5/10）
ドクとの交代で出場。前任者と同じインパクトが求められた。
オスカー・ボブ（N/A）
終盤にハーランドとの交代で出場。
ナタン・アケ（N/A）
終盤に守備固めとしてピッチへ。
ジョゼップ・グアルディオラ監督（8/10）
フォーデンらをはじめ、的確な人選をチョイス。この試合でも先発メンバーをひっぱり続け、行方が決着した終盤にようやく交代に動いた。
(C)Getty Images得点者：なし
Getty Images Sportアルタイ・バユンドゥル（4/10）
新入りのラメンスに先発の座を譲らなかったが、神経をすり減らすようなプレーが散見。3失点のいずれも抗い切れず。
レニー・ヨロ（5/10）
いくつか重要な場面で顔を出したが、2失点目でドクに背後を抜けられるなど、肝心のところで精彩を欠いた。
マタイス・デ・リフト（6/10）
ディフェンダー陣で唯一、ある程度の落ち着きを保ってプレー。チームメイトのミスを必死に挽回しようとする姿も。
ルーク・ショー（3/10）
総じて精彩を欠き、1失点目は2つのミスが重なったほか、2失点目もハーランドを完全に振り切られてしまった。3つ目の失点はタックルした流れから。
Getty Images Sportヌサイル・マズラウイ（6/10）
厳しい状況下でうまくプレーし、チームを前に。守備でも最低限の役割を果たした。
マヌエル・ウガルテ（5/10）
タックル以外で貢献度の低さを露呈。何度かプレーを阻止したが、パス精度がやはり課題か。
ブルーノ・フェルナンデス（5/10）
彼が中盤の底でプレーすべきではない例となる試合に。フォーデンが飛び込んだ際にボールウォッチャーとなり、コントロールする場面でも物足りず。
パトリック・ドルグ（4/10）
守備が貧弱で、攻撃に出ても鋭さに欠けた。ベルナルドに対しても積極性を欠き、クリアミスが相手の得点に繋がるシーンも。縦横無尽に動き回ってはいたが、パスミスも多かった。
AFPブライアン・エンベウモ（6/10）
チームのベストプレーヤーだったが、持っている能力からすると残念な出来に。ドンナルンマに防がれたシュートはチームにとって最高のプレーだったが、良いポジショニングながら最後の精度がいまいちだった。
ベンヤミン・シェシュコ（4/10）
過去3試合で先発から外れた理由がわかるような試合に。ボールの収まりが甘い上にシュートも少なく、ほとんど貢献できなかった。
アマド・ディアロ（6/10）
いくつか印象的なプレーがあり、他の多くの選手が諦めかけた状況でも粘り強く戦った。
AFPコビー・マイヌー（6/10）
チームがボールを握る場面でタメを作り、いくつかの攻撃をリードした。
ハリー・マグワイア（4/10）
3失点目に繋がるボールロスト。ハーランドのスプリント勝負でも予想通り完敗した。
ジョシュア・ザークツィー（N/A）
終盤に出場。前線に厚みをもたらしたが、大きなインパクトを与えるには至らず。
カゼミーロ（N/A）
至近距離からの決定的なチャンスを不意に。
ルベン・アモリム監督（4/10）
指揮官としての権威をさらに損なう試合に。ブルーノの中盤起用はミスで、メイヌーのような本職の選手を起用すべきだったか。だが、個人のミス以上にチームの連携不足と闘志の欠如が目立った。
