プレミアリーグは昨季の閉幕がつい最近のように感じるが、新シーズンの開幕がいよいよ目前に。王者リヴァプールは今季を迎えるにあたり、フロリアン・ヴィルツらの獲得でおよそ3億ポンドの資金を投じて、ボーンマスとのホーム戦からタイトル防衛のシーズンに入る。そんなリヴァプールが今季も優勝候補の本命と目されるが、巨額を投じたのは彼らだけにあらずだ。
アーセナルはヴィクトル・ギョケレシュらの獲得に1億9000万ポンドほどを費やし、マンチェスター・シティもラヤン・チェルキらの新戦力に1億5300万ポンドを投下。ジョアン・ペドロらを射止めたチェルシーに至っては2億5000万ポンドの補強費を記録したほか、マンチェスター・ユナイテッドもベンヤミン・シェシュコらの獲得費で2億500万ポンドを記録するなど、9月1日までの今夏移籍マーケットはこれからも注目度の高い移籍の成立が予想される。
プレミアリーグの移籍市場における歴史を振り返ると、終わってみれば総額24億ポンドの移籍金が動いた過去があり、その数字をも上回っていきそうな今回だが、そうした移籍はエリートクラブによるものばかりではない。本稿ではそうしたエリートクラブ以外の移籍で注目の選手を10名に厳選し、紹介する。











