ヌニェス、惜別のメッセージ…「ありがとう、リヴァプール」 。総額111億円でサウジ行きを決断

ヌニェスは先日、リヴァプールからの退団とアル・ヒラルへの移籍が決定。移籍金額はボーナス込みで最大6500万ユーロ（約111億8000万円）といわれる。リヴァプールでは浮き沈みの激しい3年間を過ごし、期待に応えきれずの退団だが、昨季のプレミアリーグ奪還に貢献し、サウジアラビアへと旅立った。

ヌニェスは自身のSNSにメッセージを投稿。「ありがとう、リヴァプール」と感謝の思いを言葉にした。

「3年を経て、別れを告げるときだ。数え切れないほどの思い出はこれからもずっと僕のなかで生き続ける。良いときも悪いときも僕をがっかりさせることなく、常に後押ししてくれたファンの愛に感謝するし、満ちた気持ちでこの場を去る」

「リヴァプールのことはこれからもずっと僕の一部だ。言葉では表せないぐらい君たちがいなくなるのを寂しく思う。スタッフとチームメイトのみんなも本当にありがとう。そして、これからの幸運を祈っている」

「リバプールは私の一部として永遠に存在し続ける。言葉では言い表せないほど、あなたたちを恋しく思う。スタッフの皆様とチームメイトの皆さんへ——ありがとう。そして、未来への最高の祝福を。」

ヌニェスが退団したリヴァプールは今後、ニューカッスルからスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクの獲得に本腰を入れるものとみられ、選手本人もこの移籍を志願。リヴァプールからは2度目のオファーが予想され、実現するのは時間の問題と思われる。一方で、代役が決まっていないニューカッスルは依然として売却に消極的で、法外な移籍金を要求するとされ、この動きはマーケットの終盤までもつれそうだ。

リヴァプールではフィルジル・ファン・ダイクがヌニェスの退団を受けて、さらに攻撃陣を補強する必要性を説く。だが、それがイサクになるかどうかは現時点で読めない。