ムドリクの穴埋めは？ 「彼が復帰するかどうかという話ではない」…マレスカは新たなウインガーを求む

ムドリクはイングランドサッカー協会(FA)からドーピング違反の疑いで起訴され、暫定的に出場停止中。長期にわたる恐れもあり、この状況がジェイミー・ギッテンスとジョアン・ペドロの獲得話も取り巻くチームの今夏補強に影響を与えうるが、チェルシー指揮官は否定した。

「昨季はミシャがほぼ欠場するシーズンを経験したし、タイリーク(・ジョージ)のようなアカデミーの選手たちでまた異なる解決策を探ろうとした。だが、ミシャがというわけではなく、ウインガーの獲得を決めたんだ。ミシャが復帰すれば獲得しないとか、そういう話ではない」

「いずれにしろ、ここでも(ノニ・)マドゥエケと(ペドロ・)ネトが真のウインガーとして活躍しているし、先日に数分プレーしたタイリークも起用していこうとも考える。シーズンを通して、いろんな選手を使おうとしているんだ」

「クリストファー(・エンクンク)やキアナン(・デューズバリー＝ホール)も含め、確実に言えるのはこのポジションに改善の必要があるということだ」

チェルシーはギッテンスの獲得に熱が入り、このクラブワールドカップ前の成立を狙ったが、最終的に大会終了後まで先延ばしにする形に。一方で、新たな報道として、ジョアン・ペドロにも関心を示すとの噂も浮かぶ。

ムドリクがどうなるかに関係なく、新たなウインガーの獲得を目指すチェルシー。ムドリクに対する決定がどんなものになるか注目どころだが、チームとしては今夏のチーム作りが着々と進んでいる。