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【まとめ】サッカーJリーグ秋春制はいつから? シーズン日程・変更点、メリットと課題は?

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  • 秋春制とは?

    1993年に幕を開けたJリーグではこれまで、冬の2月~3月からシーズンを開始し、11月~12月にシーズンを終了する春秋制のシーズンを採用してきた。

    だが、欧州を筆頭とした世界の主要リーグでは、8月~9月にシーズンを開始し、5月~6月にシーズンを終了する秋春制が主流に。Jリーグから欧州リーグへの移籍や国際大会開催時期の観点から、Jリーグも特に欧州に合わせた秋春制に移行すべきという意見が大きくなっていた。

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    秋春制移行の決定

    2023年12月19日、Jリーグは2026-27シーズンからリーグ戦を秋春制に移行することを発表。以下の声明を発表している。

    「これまで各クラブとの分科会や担当者会議、実行委員会、理事会において、様々な検討を重ねてまいりました。 検討の過程において、Jリーグが目指す姿を明確化し、その目指す姿を実現するために『シーズン移行』を実施すべきと判断し、本日理事会にて決議いたしました」

    「これにより、2026-27シーズンは、2026年8月1週頃に開幕、12月2週頃の試合後から2027年2月3週頃の試合までをウインターブレーク期間とし、2027年5月最終週頃に閉幕となります。 シーズン移行の実施に向けて、残された課題については継続検討してまいります」

  • 2023年度 第12回Jリーグ理事会後会見

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  • 検討の背景

    Jリーグは公開資料「Jリーグ『シーズン移行』~次の30年に向けて~」の中で、「拡がる世界との差」という点を強調。

    クラブ売り上げの合計額がイングランド・プレミアリーグと比較し、1994-95シーズンには共に500億円規模だったものが、現在はプレミアリーグの20クラブ売上合計が約8300億円、Jリーグの58クラブ売上合計が1375億円と、その差が広がっていることを示した。

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    次の30年に向けて

    Jリーグは次の30年に向けて、究極の目標として「Jリーグが世界一のリーグになる」「Jリーグ選手中心で構成される日本代表がW杯優勝」という2点を提示。

    「一方、現在の『欧州トップとの差』を考え、 “まず目指すべき状態”を具体的に設定する」とも付け加えて、次の10年で目指す姿として以下の点を挙げた。

    ①アジアで勝ち、世界と戦うJリーグ

    ・ACLエリート:4年に2回優勝(=クラブW杯に2クラブが参加)

    出場全3クラブが毎年ベスト8以上

    ・クラブW杯:ベスト8以上

    ・トップクラブの売上規模:200億円

    ②欧州リーグとJリーグ選手による日本代表

    ・Jリーグの中に「世界基準」をつくる

    “Jリーグで戦える” = “世界で戦える” ことが示せる環境に

    ・日本代表のJリーグ選手の割合30%(=8名/26名)

    ※現在15%(=4名/26名)程度

    ③全Jクラブの売上を1.5-2倍へ

    ・トップラインを引き上げながら、それぞれのクラブがそれぞれの地域で輝く存在へ

    【2倍の場合】J1平均:49億→97億 /J2平均:17億→35億 /J3平均:7億→13億

  • 解決したい問題①AFCチャンピオンズリーグ(ACL)シーズンとのズレ

    ・ACLが2023年からシーズン移行を実施。

    ・Jリーグのシーズンとズレたことで、JクラブはシーズンをまたいでACLを戦うことに。

  • 解決したい問題②欧州シーズンとのズレによるシーズン中の海外移籍

    ・欧州シーズンの開幕前(夏)が、世界の移籍マーケットが最も大きいタイミングとなる。

    夏(=Jのシーズン中)の移籍金総額=1兆3000億円

    冬(=Jの開幕前)の移籍金総額=2200億円

    ・その『夏』がJはシーズンの真っ最中であるが、多くの有力選手が海外移籍している

  • 解決したい問題③海外からの移籍金売上

    ・現在の日本人選手は、欧州の中堅リーグを経由して、移籍金が大幅に増加していく傾向

    ・海外では移籍金売上が10億円以上のクラブが毎年100クラブを超える。一方、Jリーグは、全クラブ合計の海外移籍金売上が15~25億円/年 程度という状況

  • 解決したい問題④猛暑でのパフォーマンス低下

    ・猛暑(6-9月)において選手の走行距離やハイインテンシティ(高強度)走行距離が顕著に低下

  • シーズン移行によって 実現させること:Jリーグを世界と戦う舞台へ

    【ACLシーズンとの一致】

    ● ACLで勝ち、クラブW杯で世界と戦う

    ● 国際大会での賞金を獲得

    【欧州の移籍マーケットとの一致】

    ●海外移籍の際の移籍金収益の拡大

    ● Jシーズン中の有力選手の離脱を防ぐ

    ● 欧州からの選手・監督の獲得促進

    【猛暑での試合数減少】

    ●6~7月のオフ

    ●シーズンオフから準備をして迎える8月

  • シーズン移行の概要①試合日程(リーグ戦)

    現在のシーズン

    ● 2月3週頃に開幕

    ● 12月1週頃に閉幕

    シーズン移行後

    ●8月1週頃に開幕

    ● 5月最終頃に閉幕

    ● 降雪期間はウィンターブレーク

    ・12月2週頃まで試合を実施

    ・2月3週頃に試合を再開

  • シーズン移行の概要②降雪地域クラブのアウェイ連続(リーグ戦)

    シーズン移行しない場合(=12月2週に開催なし)と比較し、ウィンターブレーク前に『アウェイが+1連続』となるクラブが発生。

  • シーズン移行の概要③降雪地域等のクラブへの支援

    支援(1):キャンプ費用増額分の支援

    ● シーズンオフ(夏)/ ウィンターブレークでのキャンプ費用

    ● シーズン中に『ホームタウン外でキャンプを行いながら試合をする際』のキャンプ費用

    支援(2):施設整備への支援

    ● スポーツが行えるエアドーム

    ● 降雪エリアのスタジアム対応

    ● 降雪エリア以外の暑熱対応など

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