Gareth Bale Antoine GriezmannGetty/Goal composite

2018年夏の移籍市場で注目すべき50人!ベイル、グリーズマン、アザール、レヴァンドフスキ…

  • Toby Alderweireld, TottenhamGetty Images

    トビー・アルデルヴァイレルト | トッテナム | DF

    トッテナムでの時間は今夏に終わりを告げるとみられ、獲得に熱心なクラブが多く存在するといわれている。29歳のアルデルヴァイレルトは、バックラインの強化に熱心なマンチェスター・ユナイテッドにとってその役割を期待できる候補選手の一人であるが、同時にチェルシーのターゲットになっているともいわれる。決して若くはないが、新スタジアムを建設中のスパーズはこのベルギー代表が多額の移籍金をもたらすことを期待しているだろう。

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  • Alisson Becker Roma Liverpool UEFA Champions League 04242018AFP

    アリソン | ローマ | GK

    ローマでのプレー、特にチャンピオンズリーグでの活躍を経て、ヨーロッパ全土から強い関心を集めている。中でも獲得に熱心だとうわさされるのはリヴァプールとレアル・マドリーだ。この25歳はこれからキャリアの全盛期を迎えるため、ジャッロロッシはこの貴重な財産を簡単には手放さないだろう。そのため、確実に獲得をしたければビッグオファーが必要になると思われる。

  • Leon Bailey Bayer LeverkusenGetty Images

    レオン・ベイリー | レヴァークーゼン | FW

    2016年にヘンクから加入して以来、レヴァークーゼンの主力選手となり、弱冠20歳にしてブンデスリーガで最も有望な一人としての評価を築き上げた。このジャマイカ人FWのプレーがヨーロッパのより大きなクラブからの関心を集めたことは驚きではなく、『Goal』が報じたように、来季のチャンピオンズリーグで栄光を勝ち取りたいペップ・グアルディオラのマンチェスター・シティが獲得レースに参戦した。しかしバイエルン・ミュンヘンも獲得を目論んでおり、交渉は決して一筋縄ではいかないだろう。

  • Gareth Bale Real MadridGetty Images

    ガレス・ベイル | レアル・マドリー | FW

    レアル・マドリーでリーガタイトルを1つ、チャンピオンズリーグタイトルを2つ勝ち取り、4シーズンにわたって多くの重要なゴールを決めてきた。その中には先日行われたクラシコでのゴールも含まれる。しかし2017-2018シーズンは度重なるケガ、そしてフォーム不足によってチームを出入りする状態が続き、現在は退団のうわさが囁かれている。ベイルはクラブ会長のフロレンティーノ・ペレスからは評価を得ているものの、ジネディーヌ・ジダンのプランでは傑出した存在とはなれていないのが現状だ。バイエルン・ミュンヘンがこの28歳の獲得に熱心だと報じられているが、別の方面ではトッテナムに復帰する可能性も示されている。

  • Michy Batshuayi Borussia DortmundGetty Images

    ミヒー・バチュアイ | チェルシー | FW

    シーズン後半にチェルシーからドルトムントにローン移籍で加入したミチー・バチュアイは自身のキャリアを蘇らせ、その活躍ぶりからドルトムントは完全移籍を熱心に望んでいるようだ。このベルギー代表はドルトムントの一員として全大会を通じて14試合に出場し、合計9ゴールを記録していた(うちブンデスリーガでは10試合出場で7ゴール)。しかし足首を負傷したことでバチュアイの今シーズンは一足先に終了した。『Goal』では、チェルシーがこの24歳の移籍に5,000万ポンド(6,800万ドル)を要求するだろうと見ており、これは移籍の障害となりうるだろう。

  • Hector BellerinGetty Images

    エクトル・ベジェリン | アーセナル | DF

    バルセロナのラ・マシア出身であり、2011年にアーセナルへとやってきた。それ以降、ベジェリンはプレミアリーグでも屈指の才能を持つライトバックとしての地位を確立した。しかし、同郷で先輩でもあるセスク・ファブレガスと同じように、アーセナルでのパフォーマンスを観察し続けているバルセロナが復帰に向けて動く可能性がある。まだ23歳でこの先長いキャリアが待ち受けており、そのポテンシャルの高さに関心を寄せるチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドも移籍先の候補に挙がっている。

  • Andrea Belotti TorinoGetty Images

    アンドレア・ベロッティ | トリノ | FW

    2016-2017シーズンのセリエAで26ゴールを記録して以来、チェルシーやユヴェントスなど、ヨーロッパのビッグクラブへの移籍がうわさされている。しかし、このストライカーはクラブへの残留を選択し、新たな契約を結んだ。昨シーズンの記録には及ばないものの、ベロッティの評判は依然として高く、来シーズンの攻撃オプションを改善しようと熱心になっているジェンナーロ・ガットゥーゾのACミランが獲得に強い関心を寄せている。ロッソネリにとっては、ラダメル・ファルカオの代役を探しているリーグ・アンのモナコが獲得レースのライバルとなるだろう。

  • HD Julian BrandtGetty

    ユリアン・ブラント | レヴァークーゼン | MF

    ブンデスリーガで最も才能あふれる若手の一人として台頭。このゴールも決められるウィンガーは昨シーズンにレヴァークーゼンからリヴァプールへの移籍が破談となったが、依然としてレッズのターゲットになっており、今夏こそマージーサイドへの移籍が実現するかもしれない。とはいえ母国のコンフェデレーションズカップ優勝に貢献した後に交わされた今年4月の新契約によってこの22歳の価格は高騰しており、獲得にはより高額の投資が必要となるだろう。

  • Emre CanGetty Images

    エムレ・カン | リヴァプール | MF

    今夏、中盤のてこ入れに取り組むユヴェントスにフリーで移籍すると見られている。この24歳は長らくビアンコネリへの移籍がうわさされてきたが、リヴァプールが残留させられる可能性はいよいよ低くなってきたようだ。

  • Thibaut CourtoisGetty Images

    ティボー・クルトゥワ | チェルシー | GK

    レアル・マドリーとの接触が報じられている。このベルギー代表はスペインにいる家族と暮らす望みを隠すことはなく、対するマドリーはワールドクラスのGKを探しているという状況だ。まだチェルシーとの契約が残っているとはいえ2019年にフリーで移籍することになることを考えれば、ブルースがキャッシュインを考慮に入れることは必然である。

  • Bryan Cristante ItalyGetty Images

    ブライアン・クリスタンテ | ベンフィカ | MF

    現在アタランタへローンで出されているが、複数のクラブが今夏の獲得を目指している以上、今後長くベルガモの地に残留することはないだろう。決定力のあるミッドフィルダーであるクリスタンテは、ローマ、ユヴェントス、インテルなどセリエAのトップクラブの他、ドルトムントの補強ターゲットであるとも報じられている。3,000万ユーロ(2,600万ポンド)という価格によって獲得を断念するクラブもあるだろうが、まだ23歳という年齢を考えれば、支出に見合った十分なリターンを得るための時間は十分に残されているといえるだろう。

  • David de Gea, Manchester UnitedGetty Images

    ダビド・デ・ヘア | マンチェスター・ユナイテッド | GK

    プレミアリーグのナンバーワンGKとしての地位を確固たるものとし、4シーズン連続でPFAチーム・オブ・ザ・イヤーにも選出された。しかし、マンチェスター・ユナイテッドでの時間は今夏で終わりを迎える可能性がある。このスペインナンバーワンGKには、2015年にレアル・マドリーへの移籍が寸前にまで迫っていたもののFAXの不具合によって破談となった痛ましい過去がある。しかし、両者の関係は継続している模様だ。実際レアル・マドリーはトップクラスのGKを市場に求めており、デ・ヘアはぴったりの存在である。

  • Matthijs de Ligt, Ajax, Eredivisie 04152018ProShots

    マタイス・デ・リフト | アヤックス | DF

    アヤックスでの素晴らしいパフォーマンスによって、フットボール界で最高の評価を得るティーン・エイジャーの一人となった。18歳にしてすでにオランダ代表に名を連ね、ジェラール・ピケが抜けた後の将来を見据えるバルセロナの補強ターゲットとなっている。とはいえ2017年夏にアヤックスと長期契約を結んだため値段は決して安くはなく、アヤックス側の決断は金額次第となるだろう。バルセロナだけでなく、トッテナムもこのDFの獲得に熱心であると報じられている。

  • HD De VrijGetty

    ステファン・デ・フライ | ラツィオ | DF

    2014年にフェイエノールトからラツィオに加入した際、多くの観衆が驚く活躍を見せたが、もうひと夏をラツィオで過ごすという周囲の期待がかなうことはないようにみえる。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールといった様々なクラブからの関心が報じられているが、デ・フライはセリエAに残留し、インテルに移籍すると見られている。この26歳には推定4,000万ユーロ(3,500万ポンド)という価格が設定されているが、現行の契約は今夏で終了するため、ネラッズーリにはフリーで加入することになるだろう。

  • Kerem Demirbay HoffenheimGetty Images

    ケレム・デミルバイ | ホッフェンハイム | MF

    ホッフェンハイムのミッドフィルダーは最近クラブとの新契約にサインをしたところだが、依然としてリヴァプールやアーセナルといったプレミアリーグのクラブからターゲットとされている。特にレッズはこの24歳のブンデスリーガでの成長を追いかけ続け、高い評価を与えている。とはいえこの夏に契約を取りまとめることは困難なミッションかもしれない。

  • Abdou Diallo MainzGetty

    アブドゥー・ディアロ | マインツ | DF

    もしアーセナルがアーセン・ヴェンゲル退任後にチーム状態を改善したいのであれば、守備面の強化は不可欠である。その場合マインツのアブデゥ・ディアロはガナーズにとってこの夏のターゲットにぴったりだ。以前はモナコでプレーしていたこの22歳は今シーズンのブンデスリーガで輝きを見せたが、相対的にはお値打ち価格となるかもしれない。

  • Gianluigi Donnarumma MilanGetty Images

    ジャンルイジ・ドンナルンマ | ミラン | GK

    ジャンルイジ・ブッフォンの後継者といわれるミランのジャンルイジ・ドンナルンマは、世界中のビッグクラブへの移籍がうわさされてきた。この19歳は昨夏に長期契約にサインしたためすぐにサンシーロを出て行くことはないと思われるが、うわさは消えていない。もしダビド・デ・ヘアが退団すれば後釜を探す必要のあるマンチェスター・ユナイテッドにとってドンナルンマはぴったりだし、さらにレアル・マドリーも関心を示しているといわれる。

  • Christian Eriksen Tottenham Premier League Team of the WeekGetty

    クリスティアン・エリクセン | トッテナム | MF

    ハリー・ケインはゴールでマスコミの注目を集めるが、クリスティアン・エリクセンは近年のトッテナムの成功を支えるチームの組み立てをけん引する一人である。このデンマーク代表はフリーキックからゴールを生み出すスペシャリストであり、直接ネットを揺らすこともあれば、チームメイトのセットアップにつなげることもできる。そして、ヨーロッパのトップクラブの補強ターゲットとなってきた。エリクセンの同郷であるユスフ・ポウルセンは、このMFがバルセロナを退団するアンドレス・イニエスタの代役となりうるだろうと語っているし、同じスペインではレアル・マドリーの名も挙げられている。また、PSGも獲得リストにエリクセンを加えたとみられ、トッテナムの今夏の動向が注目される。

  • Nabil Fekir LyonGetty Images

    ナビル・フェキル | リヨン | FW

    プレミアリーグの多くのクラブが、リヨンの攻撃的MFに関心を寄せている。今シーズンは全大会を通じて22ゴールを記録しており、高額な移籍金となるだろう。この24歳は先日7,000万ユーロ(6,200万ポンド)でリヴァプールに移籍するとうわさされたが、その後チェルシーもこのフランス代表の獲得レースに名乗りを上げたと報じられた。

  • Willem Geubbels, Lyon, 17/18Getty Images

    ウィレム・グブル| リヨン | FW

    センセーショナルな10代のFWには多くのクラブが獲得に関心を寄せていると報じられており、リヨンからの移籍がうわさされている。たとえ今夏でなくても、来年の1月にはその可能性はさらに高まるだろう。『Goal』が3月に報じたところによれば、グベルはリヨンからのプロ契約の打診を拒絶しており、バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、バルセロナ、チェルシーといったクラブが動向を注意深く観察している。しかし、16歳というグベルの年齢を考えれば、モナコへと移籍した方がファーストチームでのチャンスを多くつかむことができるだろう。

  • Antoine Griezmann, Atletico MadridRichard Heathcote

    アントワーヌ・グリーズマン | アトレティコ・マドリー | FW

    疑う余地なく世界で最も攻撃の才能に溢れた一人であり、過去3シーズンにアトレティコ・マドリーで見せてきたパフォーマンスによってさらに広く世に知られるようになった。しかし、多くのトップクラブからの関心をよそにアトレティコ・マドリーと長期契約を結んだことは人々を大いに驚かせた。とはいえ、グリーズマンは今夏にスペインの首都を出て行く道を歩んでおり、獲得レースではバルセロナが一歩リードしている。マンチェスター・ユナイテッドもこの27歳の獲得に熱心だが、リオネル・メッシがいるカタルーニャへの移籍の方が信憑性は高い。

  • Mauro Icardi Inter Juventus Serie A 04282018AFP

    マウロ・イカルディ | インテル | FW

    過去何シーズンにも渡ってセリエA有数のストライカーであり、インテルでのパフォーマンスによってキャプテンマークを勝ちとった。しかしネラッズーリが来シーズンもチャンピオンズリーグへの出場権を逃す可能性があり、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドがこのアルゼンチン人の獲得に関心を示していると報じられている。移籍金は7,500万ユーロ(6,600万ポンド)前後となる見込みだ。

  • Jorginho NapoliGetty Images

    ジョルジーニョ | ナポリ | MF

    ブラジル生まれでイタリア代表MFはマウリツィオ・サッリ率いる今シーズンの魅惑のナポリにとって不可欠なピースとなっており、そのパフォーマンスがヨーロッパのエリートクラブの関心の的となっていることは驚くべきことではない。『Goal』が報じたように、プレミアリーグ王者からチャンピオンズリーグチャンピオンへの変容を目指すマンチェスター・シティが、このMFを今夏の獲得リストの筆頭に挙げている。移籍金は5,000万ポンド(6,800万ドル)といわれるが、当然のことながら獲得を狙うクラブはシティだけではない。代理人は“複数のクラブ”から興味を示されていると語っている。

  • Eden Hazard Chelsea

    エデン・アザール | チェルシー | MF

    近年のチェルシーの成功は10番の状態に大きく左右されてきた。しかしこのベルギー代表は今夏にクラブを退団するかもしれない。特にクラブが来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権を逃した今となっては。レアル・マドリーやマンチェスター・シティと接触したようだが、移籍金は1億ポンド(1億3,500万ドル)に達するともみられ、獲得クラブはトレードを含めた取引きを行うだろう。アザールは過去2、3シーズンに渡ってスタンフォード・ブリッジでフラストレーションを感じており、サンティアゴ・ベルナベウへの移籍が自身の野心を満たすことになるかもしれない。

  • Harry Kane TottenhamGetty Images

    ハリー・ケイン | トッテナム | FW

    高い得点力が大きくクローズアップされており、ネットを揺らすその並外れた能力はクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシに匹敵するともいわれている。この24歳のイングランド代表はレアル・マドリーへの移籍がうわさされるが、もしこのストライカーを獲得したいのであれば相当な金額を払うことを覚悟しなければならないだろう。実際、ケインの現在の価格は1億ポンド(1億3,500万ドル)以上と推定される。

  • N'Golo Kante ChelseaGetty Images

    ヌゴロ・カンテ | チェルシー | MF

    アントニオ・コンテ率いるチェルシーでエンジンルームとなっている。ブルースとレスター・シティでプレミアリーグタイトルを勝ち取り、その疲れ知らずのスタイルとゲームを読む力が称賛されている。カンテは今やフランス代表の主要メンバーで、世界でも最も素晴らしい守備的MFの一人に数えられるようになった。現在はチャンピオンズリーグの制覇を狙うPSGが獲得を狙っているといわれ、約6,000万〜8,000万ユーロの移籍金を惜しみなく支払うだろう。

  • Kalidou Koulibaly NapoliGetty

    カリドゥ・クリバリ | ナポリ | DF

    セリエAでも屈指のDFであり、その活躍によって特にチェルシーから関心を寄せられている。ブルースは以前からこの26歳に注目しており、今夏にスタンフォード・ブリッジへと連れて来たいと望んでいる。しかし、もしチェルシーが来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権獲得に失敗すれば、そのチャンスにも深刻な影響を与えることになるだろう。

  • Toni Kroos Real MadridGetty Images

    トニ・クロース | レアル・マドリー | MF

    バイエルン・ミュンヘンから加入した2014年からロス・ブランコスの主要メンバーとして活躍し、チャンピオンズリーグの2連覇でも中心的な役割を果たした。3連覇の可能性もかかる中での移籍話はいささか奇妙ではあるが、可能性は依然として残されており、その場合はマンチェスター・ユナイテッドが移籍先として有力だといわれる。ジョゼ・モウリーニョはライバルであるマンチェスター・シティと競り合うために中盤の強化を必要としており、この28歳のドイツ代表は喉から手が出るほど欲しい存在だろう。

  • Thomas Lemar Monaco 2017Getty Images

    トーマス・レマル | モナコ | FW

    018年の冬の移籍市場でアーセナルに加入する予定だったが、寸前で破談となった。移籍金は9,000万ポンド(1億2,200万ドル)といわれる。しかしガナーズは依然としてこの22歳への興味を失っておらず、今夏に移籍を実現させる可能性がある。モナコ、そしてフランス代表でのパフォーマンスは観るものを魅了し、新たにチェルシーも獲得を狙っているようだ。また、リヴァプールも1月に接触をしたようだが、レッズはすでに別のターゲットへと切り換えている。

  • Robert Lewandowski Bayern MunichGetty Images

    ロベルト・レヴァンドフスキ | バイエルン・ミュンヘン | FW

    世界屈指のストライカーとしてドルトムントとバイエルン・ミュンヘンで活躍を見せたが、この夏にアリアンツ・アレーナを去ることになるかもしれない。攻撃力の強化を目指すレアル・マドリーがカリム・ベンゼマの代役としてこのポーランド代表の獲得に熱心であるとされ、また可能性は下がるもののチェルシーとも接触しているといわれる。来シーズンの開幕時には30歳になるレヴァンドフスキだが、得点記録が物語るように能力は折り紙つきであり、移籍金は依然として6,000万〜9,000万ユーロに上ると考えられる。

  • Riyad Mahrez Leicester CityGetty Images

    リヤド・マフレズ | レスター・シティ | FW

    2015-2016シーズンの衝撃的なレスター・シティ優勝によってヨーロッパ中から称賛を受け、アーセナル、バルセロナ、マンチェスター・シティ、そしてチェルシーが獲得を狙った。しかしマフレズはキングパワー・スタジアムから動くことはなく、幾分不調だった昨シーズンを経て、2017-2018シーズンでは2桁得点を記録するなど再び高いレベルを取り戻している。マフレズの契約終了が近づくに伴ってマンチェスター・シティが再び関心を寄せており、フォックスはこのクラブの宝を売りに出さざるを得ないだろう。

  • Malcom Bordeaux

    マルコム | ボルドー | FW

    1月の移籍市場でトッテナムやアーセナルなどプレミアリーグへの移籍が有力視された。ボルドーはこの21歳の残留を取りまとめたが、もし今夏にビッグオファーが届けば拒絶することは難しいだろう。ガナーズ、スパーズ、マンチェスター・ユナイテッドがこの4,000万ユーロの若者の獲得を狙っていると報じられている。

  • Manolas RomaGetty Images

    コスタス・マノラス | ローマ | DF

    ローマDFは長らくアーセナルから関心を寄せられていた。ガナーズはアーセン・ヴェンゲル退任後のチーム状態を盤石にする必要があり、すでにこのギリシャ代表の今夏の獲得を具体化する段階にきている。この26歳は近年の脆弱な守備の立て直しに一役買ってくれるだろうが、少なくとも3,500万ユーロ(3,100万ポンド)の移籍金が必要となるといわれ、チャンピオンズリーグでのパフォーマンス以降その値はさらに高まるかもしれない。1月の移籍市場では獲得できなかったものの、今夏にはさらに本腰を入れることになるだろう。

  • Anthony Martial Manchester United

    アントニー・マルシャル | マンチェスター・ユナイテッド | FW

    アレクシス・サンチェスがオールド・トラッフォードにやって来たことでマンチェスター・ユナイテッドでのキャリアは暗転し、代理人に全てのオファーを検討するよう指示を出したようだ。2015年にレッドデビルズに加入したときには4,300万ポンド(5,800万ドル)の値がついていたが、ベンチを温める機会が次第に増えていった。さらなる出場機会を求めているとしても大きな驚きはない。このフランス代表の行き先として有力なのは、バイエルン・ミュンヘンやユヴェントスだ。

  • Kylian Mbappe PSG Paris Saint-GermainGetty Images

    キリアン・ムバッペ | パリ・サンジェルマン | FW

    パリ・サンジェルマンはモナコと合意しているが、代わりにこの19歳は今夏にイングランドへと移籍するかもしれない。ムバッペは以前からマンチェスター・シティがターゲットとしており、直近の移籍市場では機会を逃したものの依然として獲得に熱心である。ペップ・グアルディオラはチャンピオンズリーグのタイトルを獲得するためにチームのクオリティを高めるミッションを担っており、ムバッペが加入すれば攻撃の鋭さは大いに高まるだろう。パリ・サンジェルマンから連れてくるには途方もない金額が必要となるだろうが、高額な要求にも太刀打ちできることをこれまでマンチェスター・シティは証明してきた。

  • Dries Mertens NapoliGetty Images

    ドリース・メルテンス | ナポリ | FW

    過去2シーズンに渡って自身のキャリアで最も素晴らしい瞬間をナポリで過ごし、ウィングのポジションから多くのゴールを記録している。今夏には31歳を迎えるものの評価は依然として高く、そのパフォーマンスによって複数の移籍話が持ち上がっている。移籍金は2,800万ユーロ(2,500万ポンド)程度とみられる。ヨーロッパのトップチームでも通用することは間違いなく、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドが移籍先として挙げられている。

  • Max Meyer Schalke 04Getty

    マックス・マイヤー | シャルケ | MF

    シャルケでの時間は今夏に終わりを告げる。この22歳はヨーロッパ中の様々なクラブと接触している。ドルトムントを率いてパリ・サンジェルマンの監督に就任するといわれているトーマス・トゥヘルは高く評価しており、獲得リストの上位にその名を加えているだろう。リヴァプールやアーセナルも獲得を試みているといわれドイツ国外への移籍が有力視されるが、ホッフェンハイムも候補に挙げられている。

  • Ruben Neves WolvesGetty

    ルベン・ネヴェス | ウルブス | MF

    2017年にチャンピオンズリーグでのプレー機会を失ってまでポルトからウォルヴァーハンプトンに加入したとき、周囲は不思議な目を向けた。しかし、たとえプレミアリーグへの昇格を後押ししたとはいえ、このポルトガル代表がモリニュー・スタジアムにこの先も長く留まることはないだろう。リヴァプールはエムレ・カンの代役にチャンピオンチーム・オブ・ザ・シーズンにも選出されたネヴェスに白羽の矢を立てている。この21歳は万能型のMFであり、ゴールを決めるだけでなく深いポジションでのプレーもこなすことができる。

  • Neymar Real Madrid PSG Champions League 14022018Getty

    ネイマール | パリ・サンジェルマン | FW

    昨夏に史上最高額の2億2,200万ユーロでバルセロナからパリ・サンジェルマンに加入したが、それでもネイマールの頭を巡る思索が止むことはなかった。現在はレアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドへの移籍がうわさされている。このブラジル代表は2月に足首を負傷するまでに全大会を通じて29ゴールを記録し、パリでの生活の大部分はエンジョイしているといえるだろう。もしたった1シーズンのみで移籍の決断をすれば驚くべき事態だろうが、フットボール界にはそれよりも奇妙なことが起きてきたのも事実である。

  • Jan Oblak Atletico MadridGetty

    ヤン・オブラク | アトレティコ・マドリー | GK

    アトレティコ・マドリーはこれまでにもワールドクラスのGKを多く有してきた。ロヒブランコにとっては不幸なことに、このスロベニア人シュートストッパーも2人の後を追いかけようとしている。アーセナル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っていると報じられている。

  • Christian Pulisic Borussia DortmundGetty Images

    クリスチャン・プリシッチ | ドルトムント | FW

    アメリカのメディアから´ワンダーボーイ´のニックネームで呼ばれ、ドルトムントで最もクリエイティブな才能を持つ一人となった。ブンデスリーガでのパフォーマンスにはヨーロッパ中から称賛の眼差しが向けられている。リヴァプールが獲得を狙う筆頭だと思われるが、ドルトムントはレッズがこの19歳との契約に関心を持っていることを否定している。契約は2020年まで残されているが、このアメリカ代表の価格は今後6,000万ユーロ(5,300万ポンド)ほどにまで高騰するかもしれない。

  • Richarlison Watford 2017Getty Images

    リシャルリソン | ワトフォード | FW

    2017-18シーズンの開幕前にフルミネンセから加入して以来、ワトフォードのスター選手となった。そのパフォーマンスはプレミアリーグを観る者の目を引いている。しかしこの20歳はマルコ・シウバの監督解任に対する失望を隠すことはなく、それ以降幾らか調子を落としている。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示し、このアタッカーをヴィカレッジ・ロードから引き抜くオファーを出すかもしれない。しかし5年契約の1年目ということもあり、もし本気で獲得を狙うのならば少なくともワトフォードが昨年支払った1,100万ポンド(1,500万ドル)の倍の金額を支払う必要があるだろう。

  • Danny Rose, Tottenham, 17/18Getty Images

    ダニー・ローズ | トッテナム | DF

    マンチェスター・ユナイテッドは長らくレフトバックの問題を解決する術を探している。ジョゼ・モウリーニョとルーク・ショーの不穏な関係は現在もその問題が継続していることを示している。トッテナムのフルバックであるダニー・ローズはその役割を埋める候補であり、この27歳も再び“北方面”でプレーする望みを隠そうとはしない。とはいえユナイテッドには昨夏以降に別のオプションが浮上し、かつその間のローズのプレー時間も限定的であるため、移籍の実現は流動的だろう。

  • Jean Seri NiceGetty Images

    ジャン=ミシェル・セリ | ニース | MF

    ニースと言われてまず心に浮かぶのはマリオ・バロテッリの名だろうが、チームの心を撃ち抜いているのは違う選手である。チェルシーがこのMFの今夏の獲得に熱心だといわれており、移籍金は3,000万ユーロ(4,100万ドル)程度になるだろう。コートジボワール代表のこの26歳は中盤でダイナミックな存在感を放ち、2016-2017シーズンには7得点を記録するなど、ゴールを決める能力も兼ね備えている。マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールとも接触しており、近い将来の移籍先はプレミアリーグが有力だ。

  • Ryan Sessegnon FulhamGetty Images

    ライアン・セセニョン | フルハム | DF / MF

    今シーズンのフラムはプレミアリーグの昇格争いに絡んでいるが、それほどの戦いができているのは彼のおかげだ。特筆すべきことにこのレフトバックはまだほんの17歳(5月に18歳を迎える)だが、そのパフォーマンスによって他の選手からも認識される存在となり、PFAチャンピオンシップ・チーム・オブ・ザ・シーズンに選出されただけでなく、年間最優秀若手選手も受賞した。その若さにも関わらずセセニョンはマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムのターゲットとなっていると報じられ、移籍金は少なくとも2,500万ポンド(3,400万ドル)になると推測される。

  • Cedric Soares Southampton

    セドリック・ソアレス | サウサンプトン | DF

    今夏にサウサンプトンを去るといわれている。ベテランのライトバックであるアントニオ・バレンシアの後任探しを進めているマンチェスター・ユナイテッドが、このスポルディング・リスボンから加入したフルバックの獲得を狙っている。ソアレスは過去にバルセロナと接触したこともあるが、ブラウグラナは結局同じくポルトガル代表のネルソン・セメドと契約を交わした。

  • Palmeiras Boca Copa Libertadores 11042018NELSON ALMEIDA/AFP/Getty Images

    カルロス・テベス | ボカ・ジュニアーズ | FW

    今年の1月に中国から古巣ボカ・ジュニオルスに移籍したが、アメリカの地で最後のひと花を咲かせることになるかもしれない。『Goal』はテベスがスター選手の獲得を目指すMLSのDCユナイテッドから照会を受けたと考えている。ユナイテッドのウィッシュリストには34歳のフェルナンド・トーレスも含まれているが、実際に入団するのは両者のうちいずれか一人となるだろう。

  • Fernando Torres Atletico MadridGetty Images

    フェルナンド・トーレス | アトレティコ・マドリー | FW

    今シーズン終了後にアトレティコ・マドリーを退団することを明らかにしており、この元リヴァプールのスターはズラタン・イブラヒモビッチを追いかけてMLSへと移籍しようとしている。『Goal』は、今シーズンの終了に向けてチームを勢いづけるスター選手の獲得を目指すDCユナイテッドがこの34歳をターゲットリストに加えたと伝えた。

  • Timo Werner Leipzig 18032018Getty Images

    ティモ・ヴェルナー | RBライプツィヒ | FW

    ドイツで最も将来を嘱望される若手選手の一人であり、22歳にしてすでに豊富な経験を誇る。ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、コンフェデレーションズカップでのパフォーマンスによってヴェルナーの評判はより強固になり、レヴァンドフスキの後任探しを進めるバイエルン・ミュンヘンがターゲットとするのも驚きではない。他にも、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールも接触しているといわれる。

  • Willian ChelseaGetty Images

    ウィリアン | チェルシー | FW

    チェルシーのブラジル人ウィンガーであるウィリアンはチームを出入りする状態に置かれており、それによってこの夏にスタンフォード・ブリッジを去ることになるかもしれない。マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョはこの29歳のファンであり、過去にはともに仕事もしている仲だ。そのため、オールド・トラッフォードは理想の移籍先であるといえよう。とはいえ契約はまだ2年残されており、チェルシーがライバルであるマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を安価で認めることはないだろう。