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「自分だけの功績ではない」―マイケル・キャリック、マンチェスター・ユナイテッド暫定監督としての夢のようなスタートを切った後、月間最優秀監督賞受賞に反応
ダービーの歓喜とエミレーツの英雄的活躍
1月13日に指揮を執って以来、キャリックは戦術的な名演を繰り広げ、ユナイテッドがリーグの強豪を次々と打ち破る原動力となった。投票期間中の指揮試合数は限られていたものの、その圧倒的な結果が評価され、アンドニ・イラオラやショーン・ダイチらを抑えて受賞は疑いようのないものとなった。
キャリックの受賞に値する一ヶ月のハイライトは、間違いなくユナイテッドのシーズンを再燃させた2つの決定的な勝利だ。まずはオールド・トラッフォードでの宿敵マンチェスター・シティを2-0で粉砕。守備の規律と致命的なカウンター攻撃が光る試合内容に、ペップ・グアルディオラ率いるチームは答えを見出せなかった。
ダービー勝利が「粘り強さ」を示すものなら、続く北ロンドン遠征は「精神力」の証明だった。キャリック率いるチームは首位のアーセナルをエミレーツ・スタジアムで迎え撃ち、劇的な3-2の勝利を収めた。逆転勝利でガナーズを沈黙させたこの試合は、元主将の冷静な指揮のもと、このユナイテッドが闘志を取り戻したことを示した。
Getty Images Sportキャリックはスポットライトをスタッフに向け直す
控えめな性格に忠実に、キャリックはチーム復活における自身の役割をすぐに過小評価した。トロフィー授与後のキャリントンでの会見で、暫定監督は復活がクラブのトレーニング拠点に関わる全員の集団的努力によるものだと強調した。
「素晴らしいことだし、我々が非常に良いスタートを切れた証だ。でも正直に言えば、これは決して私だけの功績ではない」とキャリックは語った。「スタッフ、コーチングスタッフ、裏方スタッフ、そしてもちろん選手たち全員の力だ。我々が好調なスタートを切れたことを示しており、非常に喜ばしい」
激戦の最中に変化に適応する
キャリック体制で最も印象的な点の一つは、選手たちが彼の指導法を驚くべき速さで吸収したことだ。シーズン途中の監督交代で哲学が変化しても、チームが円滑に機能することは稀だが、ユナイテッドは彼の指揮下で驚くほどまとまりを見せ、フラムやトッテナム戦でも勝利を収めている。
「選手たちはよくやってくれている」とキャリックは続けた。「変化の中でギアを切り替え、様々なタイプの試合で彼らが示したようなパフォーマンスを発揮するのは容易ではない。おそらく何よりも喜ばしいことだ」
「最初の2試合は、ある意味感情が高ぶるし、誰もが気合が入るから自然と結果が出るものだが、その後の試合こそ、選手たちの反応とプレーの質を見られて私にとって同等に価値があった。
「そうした試合に臨むのは困難だったが、シティ戦3日前に(私とスタッフが)合流した…だからこそ、選手たちが自ら進んで変化に対応した姿勢を称賛したい。
「しかし確かに、あの2試合はあらゆる感情を大いに高揚させ、それを前進の糧とする原動力となった。それが鍵だった。
「試合が終わった後、次に何が起こるかが重要だ。そしてその後の反応こそが、私が本当に喜んでいる点だ」
Getty Images Sportオールド・トラッフォードでの勢いを維持する
ウェストハムとの激闘の末の引き分けで未だ無敗記録を維持する中、今問われているのはキャリックがこのチームをどこまで導けるかだ。暫定監督としての立場は変わらないものの、「キャリック効果」はクラブ周辺の雰囲気を危機感から慎重な楽観へと変えた。
今月の最優秀監督賞は、世界サッカー界で最も困難な職務の一つを驚くほど容易に見せている指揮官へのふさわしい賛辞だ。クラブのレジェンドがプレミアリーグのトップ監督たちと肩を並べる戦術的才能を証明する中、ユナイテッドのサポーターは今のところこの流れを楽しんでいる。
FAカップ敗退により今週末は公式戦がなく、次戦は2月23日のエバートン戦となる。
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