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宝の持ち腐れ?エジル、コウチーニョ、ラビオら出場時間を得られない“高給取り”たち
Gettyメスト・エジル ― 週給35万ポンド
ウナイ・エメリ監督率いるアーセナルで、プレー時間より離脱期間が多くなっているエジル。シーズン中の病気と不調に苦しんでおり、そのせいでチームから複数回離脱している。結果として、指揮官の信頼を徐々に失っている。
この元ドイツ代表戦士は、2018年アーセナルからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したアレクシス・サンチェスに次いで、プレミアリーグ第2位の高額プレイヤーとなっている。しかし、2月中旬までの全コンペティション20試合全てで控えまたはメンバー外となってしまい、試合に出場できていない。
Gettyフィリペ・コウチーニョ ― 週給24万ポンド
アンドレス・イニエスタの穴を埋める理想の選手としてバルセロナに引き抜かれたが、これまでカンプ・ノウでは期待に応えられないでいる。
このブラジル代表戦士はラ・リーガで満足にチームにフィットできておらず、トップチームで上手く活躍できていない。すでにカタルーニャを去る準備ができているのではないか、という早すぎる憶測まで飛び交っている。
Getty Imagesリヤド・マフレズ ― 週給20万ポンド
レスターでの奇跡の立役者は、マンチェスター・シティで新生活をスタートさせた。シティはプレミアリーグ所属の5年間で彼にとって2チーム目。移籍以来常にスタメンに名を連ねることはできず、ペップ・グアルディオラは彼をカップ戦で使うことを選んでいる。
昨年10月のリヴァプール戦で生まれた85分のPKで得点チャンスを逃して以来、リーグでは3得点にとどまっており、ベンチには4回登録されている。
Getty Imagesアドリアン・ラビオ ― 週給5万ポンド
パリ・サンジェルマンのMFは、12月にストラスブールに1-1で引き分けて以来、リーグ・アンで満足な時間プレーできておらず、契約延長を拒否するなどクラブと対立した状態が続いている。
このフランス人はトップチームから締め出され、控え選手と練習せざるを得ない状態になっていると言われている。そのため契約が切れ次第、今夏には移籍金ゼロでクラブを去るだろうと予想されている。
Getty Imagesアレクシス・サンチェス ― 週給35万ポンド
週給35万ポンドを稼ぎ出すチリ代表戦士は現在、プレミアリーグで最も高額なプレイヤー。しかし、シーズン中彼は数えるほどしか試合に登場していない。サンチェスはハムストリングスの負傷で12月いっぱいを欠場。2月中旬までのリーグ戦で14試合の出場、そのうち2試合は途中出場という結果にとどまっている。
これまでリーグ戦ではたった1ゴール。アーセナルで受けた非常に高い評価に対して、残念な結果となってしまっている。
Getty Imagesハメス・ロドリゲス - 週給9万7000ポンド
バイエルンのハメス・ロドリゲスほど、大活躍からの転落に苦しんだフットボーラーはいないだろう。2014年W杯のスーパースターであることは広く知られる。彼はレアル・マドリーと契約したが、そこでの評価はおよそ残念なものであった。かくして2017年にブンデスリーガに活躍の場を移した。
靭帯損傷で1か月の離脱から最近復帰したが、世間を沸かせた2014年W杯のときのような、彼へ向けられる高い要求には応えられていない。
Getty Imagesフレッジ ー 週給8万5000ポンド
レッド・デビルズに加入したシャフタール・ドネツクの雄は今シーズン、チームに順応できず苦労している。彼の最後の遠征帯同であったFAカップ3回戦(レディングに勝利)を入れても、最近の3か月でプレミアリーグ1試合のスタメン出場にとどまっている。オーレ・グンナー・スールシャールの発言によると、残りのシーズンでこのブラジル人を起用する余地は残されており、この千載一遇のチャンスを彼はもう手にしている、とのことだ。
Octavio Passosマウコム ― 週給9万ポンド
2018年夏の契約交渉でローマに勝ってマウコムを獲得して以来、エルネスト・バルベルデ監督は彼に「クラブが契約した選手」とレッテルを貼り、自分が欲しかったわけではないとずっと主張しているようだ。
監督は、彼の実力をカタルーニャで証明できるチャンスをほとんど与えていない。全コンペティションでちょうど10試合の出場。そのうちラ・リーガでは7試合、うち6試合は交代出場となっている。
Getty Imagesセルジュ・オーリエ ― 週給7万ポンド
オーリエは今シーズン股関節の故障に悩まされて以来、トッテナムで7試合のリーグ戦出場のみ、加えて、今シーズン中盤までで9試合のベンチスタートとなっている。
Getty Imagesヴィンセント・ヤンセン - 週給3万4000ポンド
このオランダ人FWは2016年に1700万ポンドの契約を結んだが、2017年夏以来マウリシオ・ポチェッティーノに起用されず。昨シーズンフェネルバフチェにレンタルで移籍した。
彼は1月には北ロンドンを離れる用意ができていたようだが、ポチェッティーノは彼をチームに留めておくことを決断。シーズン後半戦に向けて彼をプレミアリーグに登録した。
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