●残り試合
vsボーンマス(14位、A)
vsエヴァートン(9位、H)
●CL権獲得の可能性:70%
4月20日の第35節マンチェスター・シティ戦がひとつの山場だ。今季ここまで、トッテナムは対ビッグ6の戦績が2勝1分け6敗と大きく負け越しており、CL準々決勝を含めて2週間で3度目の対戦となるこの試合でもエティハドから勝ち点を持ち帰るのは至難の技となる。
とはいえ、もしシティに負けたとしても他の5試合にしっかり勝てれば4位以内はほぼ確実。シティ以外の対戦相手5チームはスパーズが今季最初の対戦でいずれも快勝している相手であり、取りこぼしの可能性は低いと見ていいだろう。また残り6試合のうち4試合をオープンしたばかりの新スタジアムで戦えるのもアドバンテージになる。
不安要素を挙げるとすれば、ここまで17ゴールのチーム得点王ハリー・ケインの負傷離脱か。シティとのCL準々決勝第1戦で足首の靭帯を損傷した彼は、残り試合すべてを欠場する可能性が高まっている。ただ、実はケイン不在の試合でも今季のスパーズは勝率が落ちていない。またケインが欠場したリーグ戦で、今季5ゴールを挙げているソン・フンミンがシーズン終盤に入っても好調を維持しており、彼さえいれば影響は最小限で抑えられるはず。たとえエース不在でも、スパーズがトップ4争いのポールポジションにいるのは間違いない。