アメックス・スタジアムの雰囲気は、一瞬にして集中した緊張感から狂乱状態へと変わった。ブカヨ・サカの早い時間帯の得点でピッチ上ではアーセナルが優位に立っていたが、エティハド・スタジアムからの速報が届くと、サポーターの注意は一時的にスマートフォンへと向かった。
マンチェスター・シティがノッティンガム・フォレストと2-2の引き分けに終わった試合終了の笛が鳴ると、遠征してきた北ロンドンのサポーターたちは爆発した。 拡散された映像には、数千人のサポーターが踊り、抱擁し合い、スカーフを振りながら喜びを爆発させる様子が収められていた。その熱狂はスタジアムの放送システムをかき消すほどだった。このタイミングは映画さながらで、シティの勝ち点喪失の知らせが、アーセナルの苦闘の末の勝利の瞬間と完璧に重なったのである。

