伝説の“92年組"再来？マンチェスター・U期待の若手10選手とは

ジョゼ・モウリーニョを唸らしすでにトップチームデビューを果たしている選手も含め、『Goal』はマンチェスター・ユナイテッドのティーンエージャーを選出した。

1937年10月以来、3912試合連続でユース出身の選手が1人以上出場しているように、マンチェスター・ユナイテッドはアカデミーから数多くの選手を輩出してきた歴史を持つ。

デイヴィド・ベッカムやライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ニッキー・バット、ギャリー・ネヴィル、フィル・ネヴィルら伝説の“92年組"に代表されるアカデミーは、数多くの名選手を輩出。現在のトップチームで活躍するマーカス・ラッシュフォードやジェシー・リンガード、スコット・マクトミネイのように、その歴史は今でも継承されている。

『Goal』が注目する“赤い悪魔”10人の超新星を紹介しよう。

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エイダン・バーロウ
得点力を誇るバーロウは、ユナイテッドが誇る最もエキサイティングな若手の一人だ。昨季のU-18リーグでは得点王に輝いている。今季もすでに9ゴール挙げており、彼ほど自信に満ち溢れてプレーをするU-18世代は、他にいないだろう。
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タヒス・チョン
深刻な膝のケガを乗り越え、チョンはリザーブチームへと駆け上がり、その輝きを放っている。強さ、スピード、そして長い脚を駆使した力強いランニングで相手に脅威を与える。さらに類まれなセンスを持ち合わせ、弱冠18歳ながら、ピッチを常に駆け回るこのオランダ人プレーヤーがトップチームデビューを果たす日も近いだろう。
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アンヘル・ゴメス
既にトップチームでも2試合に出場しており、この17歳のプレイヤーはユナイテッドファンの間で最も将来が楽しみな選手として知られている。ボールを扱う技術と視野の広さは、体格のハンデを全く感じさせず、今季リザーブチームへと瞬く間に駆け上った。若き才能がトップレベルでスター選手になれるとは保証されないが、U-18イングランド代表は将来ビックネームになると運命づけられているだろう。

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メイソン・グリーンウッド
誰もが羨むような“魔法の左足”でボールを扱う16歳。今季U-18チームで17試合15ゴールを奪っており、いわゆる10番タイプからストライカーへと変貌を遂げた。まだまだ改善点が残されているが、彼への期待は高まるばかりである。
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カラム・グリビン
2015年に当時の指揮官ルイス・ファン・ハールによってプレシーズンに召集。2017年に足を骨折しキャリアは停滞したが、数か月前にリザーブに復帰し、すぐにインパクトを残している。ウィンガーとしても10番でも順応し、素晴らしい左足を持つ。オールラウンドプレーヤーとしても進化を遂げている。
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イーサン・ハミルトン
若きスコットランド人は、FAカップのハダースフィールド戦でポール・ポグバの負傷によって交代出場を果たして爪痕を残した。リザーブチームでの彼のパフォーマンスは、若き日のロイ・キーンを彷彿とさせる。中盤の底を主戦場としながらも、ピッチを駆ける素晴らしい攻撃センスも備え、U-23カテゴリーに進む前は、自信と技術を持ち、U-18チームを引っ張った。
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リー・オコナー
本職はサイドバックだが、守備的ポジションならどこでも出来る。セットプレーでも相手に脅威を与えるオコナーは、U-19アイルランド代表でもプレー。今季は主に右SBとしてプレーしているが、本領を発揮するにはやはり左サイドだろう。この17歳はピッチ全体で圧倒的な存在感を放ち、華奢な体とは裏腹に向かい合う全ての選手を追い抜いていく。
リーガン・プール
既にトップチームに登録されており、昨年のヨーロッパリーグのミッティラン戦でラッシュフォードとの交代でデビューを果たした。その後、このウェールズ人はリザーブチームでハードワークを続け、今季からはノーサンプトン・タウンにレンタルされ23試合に出場している。彼のプロフェッシォナリズムと安定性は、すでにレンタル先でも称賛を集めている。
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アリオウ・トラオレ
マンチェスター・ユナイテッドが4年契約でパリ・サンジェルマンから引き抜いたのは去年の夏のこと。12月に国際的な注目を得て以降、U-18世代でインパクトを残している。彼の大きな特徴である中盤全体を素早くカバーできる能力は、かつてのポグバを彷彿とさせる。
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ロー＝ショウン・ウィリアムズ
少年時代、イギリス人スプリンターのダレン・キャンベル氏が持つ100m走の学校記録を破ったスピードスター。さらに豊富な運動量で強烈な存在感を放ち、U-23チームでアームバンドを巻いている。19歳とは思えないリーダーシップと自信を見せ、ボールを扱う技術にも長けている。来季は武者修行に出されることが濃厚だ。