主要獲得選手:ジョアン・フェリックス(1億2600万ユーロ、ベンフィカ)、マルコス・ジョレンテ(3000万ユーロ、レアル・マドリー)、マリオ・エルモソ(2500万ユーロ、エスパニョール)、キーラン・トリッピアー(2200万ユーロ、トッテナム)、フェリペ(2000万ユーロ、ポルト)、レマン・ロディ(2000万ユーロ、アトレチコ・パラナエンセ)、エクトル・エレーラ(フリー、ポルト)
主要放出選手:アントワーヌ・グリーズマン(1億2000万ユーロ、バルセロナ)、リュカ・エルナンデス(8000万ユーロ、バイエルン・ミュンヘン)、ロドリ(7000万ユーロ、マンチェスター・シティ)、ジェルソン・マルティンス(3000万ユーロ、モナコ)、ルチアーノ・ビエット(750万ユーロ、スポルティングCP)、バーナード・メンサー(360万ユーロ、カイゼリスポル)、ディエゴ・ゴディン(フリー、インテル)、フアンフラン(退団)、フィリペ・ルイス(退団)
グリーズマン、エルナンデス、ロドリといったスター選手が巨額の移籍金を残しクラブを去ったことで、ワンダ・メトロポリターノの空気は再投資の動きと共に変わろうとしている。長きにわたりクラブに貢献してきたゴディンやフアンフラン、ルイスといったベテランたちもまた、クラブを後にした。
しかし、変化は大きな損失だけではない。いくつか胸躍らせる補強が成功した。一番のビッグディールは、ベンフィカから19歳のワンダーキッド、ジョアン・フェリックス獲得に成功したことだ。1億2600万ユーロはこれまでのクラブレコードのおよそ倍額。またイングランド代表トリッピアーを筆頭に、5人の守備的選手を新たに加えた。巨額の移籍金を手にした彼らには、まだまだ経済的余力が残っている。