Martin Odegaard Real Madrid

レアル・マドリーの次世代を担うのは誰だ?今注目すべき若手10選手

クラブのレジェンドであるイケル・カシージャスやグティ、ラウールなど往年の名プレーヤーを排出してきたレアル・マドリーの下部組織。ロス・ブランコスのカスティージャ出身の選手は数知れず、多くが世界のトップレベルで活躍している。

今回『Goal』は、レアル・マドリーが抱える注目すべきティーンエージャー10人を紹介する。

  • Vinicius JuniorGetty

    ヴィニシウス・ジュニオール

    昨年レアル・マドリーが4500万ユーロを支払い獲得し、史上最高額の16歳となった。U-17の南米選手権では、ブラジル代表として7ゴールを奪いMVPに選ばれている。現在はフラメンゴでプレー。すでに同年齢の時のネイマールを超える結果を残しており、ロス・ブランコスは契約を1年早めて今年の夏に「サンチャゴ・ベルナベウ」に呼び戻す予定である。
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  • Moha (second from right) Real MadridGetty

    モハ

    本名はモハメド・アイラム・ラモス・ウェイド。モハという名前の方がよく知られているだろう。高い将来性を持った来月18歳になるGKは、既にファーストチームの練習に帯同している。2月に行われたユースリーグ・クラスノダール戦のPK戦では、3本ものシュートストップを見せている。190mと高身長で、俊敏性と高い反射神経を併せ持っている。間違いなく、将来の守護神候補だ。
  • Cesar Gelabert Real MadridGetty

    セサル・ヘラベルト

    現役時代にセビージャやスポルティング・ヒホンで活躍したファンミの息子。中盤の真ん中だけでなく、ウィンガーやストライカー、“偽9番”としてもプレー可能だ。卓越した技術とアシスト能力、抜群のゴールへの嗅覚を持ち、現在クラブOBのグティ率いるフベニールA(U-19)でプレーしている。
  • Miguel Baeza Real MadridGetty

    ミゲル・バエサ

    彼もフベニールAでプレーしているミッドフィルダーだ。高い戦術理解力を持ち、ゲーム展開を理解してボールを必要な場所へ運ぶことが出来る。サイドでもセンターでもプレーすることができ、強烈な左足のキックを持つ選手だ。
  • Oscar Rodriguez Real Madrid u19Getty Images

    オスカル・ロドリゲス

    レアルは、才能あるMFに不足することはない。最近頭角を表す19歳は、現在カスティージャ(Bチーム)でプレーしている。コパ・デル・レイのフエンラブラダ戦での活躍で、多くの注目を集めるようになった。屈強なフィジカルを武器にゴールエリア内に飛び込んでいくプレーを好む19歳は、ジダンの戦術にマッチするだろう。
  • Franchu Feuillassierrealmadrid.com

    フランチュ

    本名はフランシスコ・フェウイジャシエル。「フランチュ」の名で知られるアルゼンチン出身のウインガーだ。現在ジェフユナイテッド千葉の監督を務めるフアン・エスナイデル氏に見出された19歳は、トリッキーなプレーを持ち味にしており、同胞のスーパースターになぞらえ“レアルのメッシ”とも呼ばれている。
  • Dani Gomez Real Madrid Castilla gráfico en vivoGetty

    ダニ・ゴメス

    自分自身を「突破力とスピード、エリア内でのシュートを得意とする選手」と評する19歳。プレシーズンの遠征にも参加し、ユースリーグ序盤戦では5試合で7ゴールを挙げる活躍を見せた。トップチームでの出番を虎視眈々と狙っている。
  • Martin Calderon Real Madrid & Spainuefa.com

    マルティン・カルデロン

    カスティージャでプレーしている19歳で、フィジカルの強さと強烈なシュート力を持ち、豊富な運動量を生かしたカバー能力にも定評があるセントラルミッドフィルダーだ。彼はU-17~U-19まで各世代のスペイン代表に選出されており、将来的にロス・ブランコスとラ・ロハの中盤を支える選手になるだろう。
  • Federico Valverde UruguayGetty Images

    フェデリコ・バルベルデ

    弱冠19歳ながら、ワールドカップ南米予選のパラグアイ戦でウルグアイ代表デビューを果たし、先輩ルイス・スアレスから「化け物」と称される逸材。現在デポルティボへレンタルされている。中盤すべてのポジションでプレー可能であり、高い戦術理解能力を武器にしている。ロシアW杯でプレーする可能性も十分あるだろう。
  • Odegaard HeerenveenGetty

    マルティン・ウーデゴール

    かつて“ノルウェーのメッシ”と評された逸材だが、ここまでは期待されたような成長を見せれていない。ヨーロッパの選手として史上最年少の15歳で代表招集を受けたワンダーキットだが、現在は1年半の期限付きでヘーレンフェーンにレンタルされ、エールディビジでは23試合出場2ゴール1アシストを記録。彼がワールドクラスの選手になれるかどうか疑問符が付く状態ではあるが、まだ19歳だ。実力を証明するための時間は、まだ十分に残されている。