この展開を見守る最も関心のある観客はバルセロナだ。カタルーニャの巨人は、かつての選手に対する売却益の20%を依然として保有している。この割合は、ビトール・ロケのベティスへのローン移籍がシーズン途中で取り消された交渉の一環として最近調整されたものの、依然として繊細な財政状況を乗り切ろうとするクラブにとって重要な交渉材料となっている。
プレミアリーグのクラブが4000万ユーロの要求額を満たせば、バルセロナは即座に800万ユーロの資金注入を見込める。財政均衡を図り、リーガの厳格な給与総額規制を遵守せねばならないクラブにとって、アブデの台頭は予期せぬが歓迎すべき移籍収入となる。夏の移籍市場が近づく中、ベニート・ビジャマリン・スタジアムに注がれる視線は、どのプレミアリーグの強豪が先に折れるかを注視することになるだろう。