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FC Barcelona v Elche CF - LaLiga EA SportsGetty Images Sport

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ハンス・フリック監督は、ラミン・ヤマルが交代に示した反応について言及。バルセロナ指揮官は、自身の決断が常に批判を招くことを認識している。

  • バルセロナでの厳しい監視を軽くかわす

    ヤマルはレバンテ戦での交代に対する怒りの反応で話題となったフリック監督は「彼の反応は普通だ」と主張している。 

    バルセロナの指揮官はこの件について改めて言及し、自身の戦術的判断がメディアやサポーターによって過度に注目される現状を認めた。特に若手ウインガーが交代時に見せた表情に関する議論に言及した。 フリック監督は、こうした騒ぎが圧倒的になることもあるが、それはクラブの規模に伴う副産物に過ぎないと指摘した。「バルセロナでは、選手や監督が何か発言したり行動したりすると、外部で大きな騒ぎになる。それは誰もがバルサを見ているからだ。当初は批判的な声ばかりが目立ち、全てがネガティブに映った。しかしサッカーは前向きな姿勢で楽しむべきものだ」とフリック監督は説明した。

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  • 69th Ballon D'Or Photocall At Theatre Du Chatelet In ParisGetty Images Sport

    ラ・マシアのスーパースターたちを管理する

    フリック監督は、アカデミーの宝石と呼ばれる選手を起用する場合でも、選手交代を行う権利を即座に擁護した。選手の反応は自然なものだと認めつつも、個人よりも集団の重要性を強調した。 「バルサでは、ラミネを交代させると、彼の行動や反応が注目されるのは承知している。これは試合の一部だ。ピッチを離れるサッカー選手が不満を抱くのは当然だが、結局は出場に値する別の選手がいて、それを受け入れねばならない。とはいえ、その気持ちは理解できる」とドイツ人監督は付け加えた。

    監督は、ラ・マシア出身選手が中心となったチームとの協働に喜びを表明し、結束力を最大の強みと位置付けた。ヤマル、パウ・クバルシ、マルク・ベルナルらが一体となって機能する様子を例示し、フリックはこう語った。「最も重要なのは選手たちだ。コーチ陣は彼らのために存在し、成長を助け、日々競争を促すためにいる。 ラミン、クバルシ、ベルナルらが同じようにチームとして行動する姿が見える。これが最も重要であり、バルサを特別なものにしている。一つのユニットとして、100%の力でトレーニングし、試合では100%の力を発揮するのだ」 若くして経験豊富な選手たちが、向上心を持って戦う姿を見るのは素晴らしい。トロフィーを掲げる瞬間や勝利後の写真撮影——その姿に驚かされた。彼らは競争を楽しみ、良いプレーをした時にこそ祝うのだ。それが彼らの本質だ」

  • 歴史的なコパ・デル・レイ逆転劇を狙う

    個々の選手問題とは別に、フリック監督はコパ・デル・レイ準決勝でアトレティコ・マドリードに喫した4点差の逆転に集中している。乗り越えるべき壁は高いものの、監督は第2戦で劇的な逆転劇を演じて決勝進出を果たすことに楽観的だ。 

    「困難だが不可能ではない。まず信じることが大切だ。我々は逆転できる力があり、90分以上を全力を尽くして戦う。チームとクラブ、ファンのために戦い、もちろんファンの後押しを得て共に前進する。カップ決勝進出は夢のような話だ」と語った。

    3月3日の第2戦ではカンプ・ノウの雰囲気が鍵となる。フリック監督は不可能を可能にするため、スタンドとピッチの完全な一体感を訴えた。「だからこそカンプ・ノウが重要だ。 我々はまだ負けていない。この流れを続けたい。逆転を狙う。ホームでの試合なら全てが可能だ。チームとサポーターが繋がれば素晴らしい。3月3日にはそれが不可欠だ。そのためには皆に来場し、楽しんでほしい。結束すれば全てが可能だ」

  • FBL-ESP-LIGA-BARCELONA-MALLORCAAFP

    カタルーニャの明るい未来を見据えて

    100試合目を控えたフリック監督は、スポーツディレクターのデコと共に長期的な計画を進めていることをほのめかした。日々の取り組みを重視する姿勢を誇りとする一方で、ドイツ人指揮官はすでに来季に向けた基盤づくりに着手している。「試合ごとに、一日一日を大切にしている。監督として最善の道は、この道筋を歩み続けることだ。 我々は全ての大会で戦い、タイトルを勝ち取りたい。しかしこのクラブでは、来季やこれから訪れる全てを見据えることも重要だ。デコやスタッフの働きには心から感謝している。未来を前向きに見据えること、自信を感じることが私にとって重要だ」とフリックは明かした。

    指揮官としての時間を振り返り、フリックは就任時にジョアン・ラポルタ会長から受けた指示を想起した。バルセロナにとって重要なのは結果だけではなく、哲学なのだ。「FCバルセロナが何を意味するのか、そのアイデンティティ、プレースタイルを理解しなければならない。会長は初日にこう言った。『勝つことだけが重要なのではなく、どう勝つかが重要だ』と。私もそう信じている」とフリックは締めくくった。

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