Davide AstoriGetty Images

ダヴィデ・アストーリ、ハルケ、松田直樹…あまりに早くこの世を去った12選手

3月4日の朝、フィオレンティーナの主将DFダヴィデ・アストーリの訃報は、まるで青天の霹靂のように、すべてのサッカーファンを大きく揺さぶった。サッカーへの真摯さはもちろんのこと、選手としての資質や清廉さは常にリスペクトされていた選手だった。しかしながら現役中に心臓機能のトラブルにより、不運にも命を落としたサッカー選手は、アストーリだけではない。

  • Renato Curi Perugia 1977Goal

    1レナト・クーリ 1977

    24 歳を迎えたばかりのペルージャの若きバンディエラMFレナト・クーリは、1977年10月30日、スタディオ・コムナーレ・ピアン・ディ・マッシアーノ(現・スタディオ・レナト・クーリ)で行われていたセリエAのペルージャ対ユヴェントス戦の試合中に心臓機能停止となり、命を奪われた。サッカーキャリアにおいて、ジュリアノーヴァ、コモ、そしてペルージャでプレーした。彼の死を悼み、ペルージャのスタジアムには彼の名前が冠された。

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  • Marc Vivien Foè, Cameroon, 03062001Getty Images

    2マルク・ヴィヴィアン・フォエ 2003

    カメルーン代表MFマルク・ヴィヴィアン・フォエは、2003年6月26日に行われたコンフェデレーションズカップ準決勝カメルーン対コロンビア戦の72 分、心臓機能停止となり亡くなった。フォエはサッカーキャリアにおいてカメルーン代表のほか、ランス、ウェスト・ハム、リヨン、マンチェスター・シティでプレーした。

  • Miklos Feher BenficaGetty Images

    3フェヘール・ミクローシュ 2004

    ハンガリーのFWフェヘール・ミクローシュは、ベンフィカに所属していた2004年1月25日、ヴィトーリア・ギマランエスとの試合終盤に、心筋梗塞により 25歳で亡くなった。過去には、ジェールETO、ポルト、サルゲイロス、ブラガでプレー。ハンガリー代表経験もあった。

  • Phil O'Donnell, Sheffield Wednesday, 30092000Getty Images

    4フィル・オドネル 2007

    マザーウェルの35歳MFフィル・オドネルは、スコットランド・リーグのダンディー・ユナイテッド戦において得点もマークしていたが、ピッチ上で心臓機能停止となり、亡くなった。キャリアでは、セルティック、シェフィールド・ウェンズデーでプレー。スコットランドA代表でも1キャップを記録した。

  • Andres Palop Enzo Maresca SevillaGetty

    5アントニオ・プエルタ 2007

    これまでアントニオ・プエルタに対し、様々なオマージュが捧げられた。例えばセビージャで長年プレーしたMFエンツォ・マレスカは自らの肌に刻み込んだ。チームメートであり、友人だったプエルタの思い出として、背番号「16」そして「パラ・シエンプレ(永遠に)」のタトゥーを腕に施した。

  • Antonio Puerta FC SevillaGetty Images

    6アントニオ・プエルタ 2007

    セビージャのMFアントニオ・プエルタは、2007年8月25日、リーガ・エスパニョーラの開幕戦セビージャ対ヘタフェ戦の試合中に心筋梗塞を発症し、後日、22歳で亡くなった。セビージャで生まれ、セビージャの下部組織で育ったプエルタが他に袖を通したユニフォームは、スペイン代表だけだった。A代表で1キャップを記録した。

  • Daniel Jarque EspanyolGetty Images

    7ダニエル・ハルケ 2009

    エスパニョールのDFダニエル・ハルケは、2009年8月8日、コヴェルチャーノで行われていたチームの合宿中に26歳で亡くなった。ハルケは生涯を通してエスパニョールに所属していたが、U-17からU-21までのすべての年代でスペイン代表に選出されていた。

  • Naoki Matsuda, Japan, 14062002Getty Images

    8松田直樹 2011

    DF松田直樹は2011年8月2日、練習中に心肺停止状態となり、34歳で亡くなった。キャリアにおいて、横浜F・マリノスや松本山雅でプレー。日本代表では合計40キャップを記録している。

  • Piermario MorosiniGetty Images

    9ピエルマリオ・モロジーニ 2012

    ピエルマリオ・モロジーニは、イタリア代表のユニフォームにも袖を通した。U-17からU-21のすべての年代を経験した。

  • Piermario Morosini Reggina CalcioGetty Images

    10ピエルマリオ・モロジーニ 2012

    MF ピエルマリオ・モロジーニは2012年4月14日、セリエBのペスカーラ対リヴォルノ戦の31分、心臓発作に見舞われた。モロジーニは、アタランタの下部組織出身で、ウディネーゼを経てプロデビューを果たすと、ボローニャ、ヴィチェンツァ、レッジーナ、パドヴァでプレーした。当時25歳のMFにとって、リヴォルノが所属した最後のクラブとなった。

  • Gregory Mertens Lokeren Jupiler Pro League BelgiumPROSHOTS

    11グレゴリー・メルテンス 2015

    2015年4月27日、ロケレンとヘンクの控え選手による親善試合で心筋梗塞を発症し、3日後の30日に亡くなった。DFグレゴリー・メルテンスは当時24歳、プロ選手としてサークル・ブルージュ、ロケレンでキャリアを積んでいた。

  • Patrick Ekeng in friendly match between Cordoba and Raja de CasablancaGetty

    12パトリック・エケング 2016

    2016 年5月6日、ディナモ・ブカレストに所属していたカメルーン代表MFパトリック・エケングはピッチ上で帰らぬ人となった。エケングは、ルーマニア1部リーグで、ヴィトルル・コスタンツァとの試合中、地面に崩れ落ち、心臓機能停止が原因でこの世を去った。過去に26歳MFは、代表以外では、キャノン・ヤウンデ、ル・マン、ロデーズ、ローザンヌ、コルドバなどでプレーした。

  • Davide Astori, Fiorentina, Serie A, 24092017

    13ダヴィデ・アストーリ 2018

    2018 年3月3日深夜から4日未明にかけて就寝中に亡くなった。31歳のダヴィデ・アストーリはフィオレンティーナの主将でもあった。ミランの下部組織出身で、プロ選手としてはピッツィゲットーネ、クレモネーゼからスタートし、カリアリでブレイクした。続いてローマを経てフィオレンティーナに加入した。またキャリアにおいて、アッズーリのA代表で14キャップを誇った。