アル・ナスルはサウジ・プロリーグ12位の相手に対し圧倒的な優勝候補として試合に臨んだが、アウェーのアル・ハゼムが試合最初の決定的なチャンスを創出。オマル・アル・ソマがペナルティエリア内でフリーのヘディングチャンスを得たものの、その弱々しいシュートはアル・ナスルのゴールキーパー、ベントのグローブに収まるに留まった。
ジョアン・フェリックスが前線へ抜け出し、アブデルムナイム・ブトゥイルとの接触でPKを要求したが、VARによるPKと退場の可能性のチェックを経て、ブトゥイルへの罰則は回避された。
しかし直後にアル・ナスルが先制。次の攻撃でロナウドが背後へのスペースを見つけ、狭い角度からボールをゴール上隅に流し込んだ。 このフィニッシュは見事なもので、今度はホームチームがVARの恩恵を受けた。最初のオフサイド判定は覆され、ポルトガル人スターが完璧なタイミングで背後への走り込みを決めたのだ。彼の確かなフィニッシュは予想通りで、アル・ナスルは13分に先制点を挙げた。
見事な先制点の後、ロナウドは7分後に追加点を決めるべき場面を迎えたが、より簡単なチャンスを逃した。再びゴール前に抜け出した41歳のスターは、GKイブラヒム・ザイードをかわす技術を見せつけたものの、決定的な瞬間に足元を崩し、ボールを押し込むことができなかった。ファウルを主張したが聞き入れられず、スコアは当面1-0のままだった。
試合は30分過ぎにアル・ハゼムを突き放す展開に。先制点をアシストしたコマンが今度は得点者となった。フェリックスの巧みなスルーパスに飛び出したフランス人選手がボールを流し込み、今季8得点目を挙げてホームチームのリードを2点に広げた。
後半もアル・ナセルの攻勢は続き、フェリックスがポストをかすめるシュートを放つと、直後にモハメド・シマカンのミスから逆サイドでユスフ・オウマルがクロスバーを大きく越える。ロナウドは2点目を狙うが、アウェーゴールで連続セーブを見せるザイードに2度阻まれる。
しかし、純粋な技術による瞬間でついに破られた。今度はブラジル人MFアンジェロがピッチの半分以上を駆け抜け、4人の選手をドリブルでかわして今夜のベストゴールを決め、試合の行方を決定づけた。だがロナウドも負けじと、ペナルティエリア左端から力強いシュートを叩き込み、圧勝に華を添えてアル・ナスルを首位に返り咲かせた。