ローマに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが、UEFA公式サイトのインタビューに応じてチームなどについて語った。
2度にわたる大ケガを乗り越え、本来の輝きを取り戻しつつあるザニオーロ。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝ボデ/グリムトとのセカンドレグでは、ハットトリックの大活躍でチームを準決勝進出へと導いた。
22歳のイタリア代表MFは、2008年のコッパ・イタリア優勝を最後にタイトルから長らく遠ざかるローマに優勝カップをもたらしたいと考えている。
「ローマでタイトルを獲得することができれば、素晴らしく名誉なことだ。僕らだけでなく、サポーターにとっても大きな意味を成すはずだ。タイトル獲得に14年間も待ち続けているなんて少し長すぎる。だからこそ今年はタイトルを持ち帰れるよう挑戦したい」
また、ザニオーロは今シーズンからローマを率いるポルトガル人指揮官ジョゼ・モウリーニョについても語った。
「モウリーニョは世界最強の監督の1人だ! 僕ら全員に対し、決してあきらめないこと、常にストイックに努力すること、結果を持ち帰るために1人がみんなのために結束することを教え込んでくれた。彼の下で優勝できることを願っている」
「トリゴリア練習場で集まった最初の日から、今シーズンに重要な仕事を達成するため、日々の取り組みを行ってきた。どう優勝を勝ち取れるかを心得ている監督と一緒なら、僕らにはより大きなチャンスがあると思っている」
28日にはレスターとのECL準決勝ファーストレグが迫る。ローマMFは敵地での一戦へ意気込みを見せた。
「レスターは強いチームだ。よく走り、フィジカルが強く、典型的なイギリスのチームと言える。だが僕らローマも強い。今年はどんな相手に対しても通用することを示してきた。恐れることなどない。僕らの武器を手に試合へ臨むつもりだ。決勝へ進出して優勝することができれば、それは僕らにとって終点ではなく始まりになるだろう」