Nicolo Zaniolo Roma TrabzonsporPaolo Bruno/Getty Images

ひざの重傷から復活のザニオーロが1年ぶりゴールに歓喜「いろんなことがよぎった」

ローマに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが26日、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のトラブゾンスポル戦(ローマが3-0で勝利)終了後、約400日ぶりのゴールに歓喜した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

昨夏、右ひざ前十字じん帯断裂から復帰後まもなく、左ひざのじん帯を断裂して長期離脱を余儀なくされたザニオーロ。ジョゼ・モウリーニョ指揮下の新生ローマで復帰を果たすと、26日にホームのスタディオ・オリンピコで行われたECLプレーオフ、トラブゾンスポルとのセカンドレグにおいて、約13カ月ぶりのゴールを記録した。22歳のローマMFは喜びを隠せない。

「ゴールの後でいろんなことが頭をよぎった。チームメートたちがプレーするのを外から眺めなければならなかった時のことや、サポーターが常に僕を激励してくれたことなどね。今夜は嬉しくてたまらない。僕にとって新たなスタートだ。僕をそばで支えてくれたスタッフや監督、クラブ、そしてみんなに感謝の気持ちを伝えなければならない」

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続いてザニオーロは、モウリーニョについて言及。ポルトガル人新指揮官による指導を喜んだ。

「練習初日からものすごく励ましてもらった。最高の監督だよ。僕らに勝者のメンタリティを植えこんでくれるし、苦しい時にも全力を尽くせる。振り返った時、モウリーニョがベンチに座っているのを見ると、非常に心強く感じる」

最後にローマMFは、ひざ十字じん帯断裂による2度の長期離脱を振り返った。

「目の前が真っ暗になった時もあったが、自分が人間として成長するうえで助けになった。いろんなことを学べたと思う。悪いことがすべて害になるわけではない。僕はまだ成長を続けなければならないが、正しい道を進んでいると思う」

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