日本代表候補合宿中の長友佑都(FC東京)が、21日にメディア取材に応じた。
新型コロナウイルスの影響で予定されていたウズベキスタン戦は中止となったが、招集選手たちで代表候補合宿を実施。21日には流通経済大学との練習試合を行い、7-0の大勝を収めている。
この試合で先発し、45分間プレーした長友は合宿について「若い選手もたくさんいましたし、国内組だけの合宿はたぶん僕は初めてでした。若くてギラギラした選手がたくさんいたので、僕自身も刺激貰いました」とコメント。「一週間くらいやりましたが、激しいトレーニングでしたし、今日もゲームで刺激を得られてコンディションも戻っているのではないかと思います。合宿前も対人のトレーニングなどを入れていましたが、思っている以上に良い状態に戻っています」と手応えを感じている。
また、今回の合宿で注目した選手について「Jリーグで活躍しているだけあって、中盤のヤスト(脇坂泰斗)や江坂任、稲垣祥も含めてテクニックが合って球際も戦える。『Jリーグでトレーニングをしているとパフォーマンスが出せる』と彼らがしっかり証明してくれたんじゃないかなと思います」と語った。
今回の合宿では、チェイス・アンリ(17歳)ら若手選手も複数人参加している。長友は「(自分に)リーダーシップがあるとは思っていないですけど、若い選手は正直怖さはあると思うんですよ。不安もあると思うんです。僕も初めて入った時はそれを経験していると思うので、だからこそ僕みたいな長いこと居る選手が受け入れたりすることで、彼らの力を最大限発揮できる。それが役割だと思っているので。アンリとは20歳くらい違うので、最近の高校生が何を考えているのかとか色々話して楽しかったです。青春に戻った感じです(笑)」と語りつつも、さらなるレベルアップが必要だと断言した。
「やっぱり強度もまだまだ世界で勝っていくためには足りない。自分自身も。日本の選手は小さいスペースでアジリティを発揮するのが得意かもしれないが、コートが大きくなるにつれてそれが出せなくなる。フルコートでやった時に、彼らの総力やメリハリ、パワーの使いどころは学ばないといけないですね。まだまだやるべきことが多く、世界で感じていたアジリティやインテンシティは伝えて、示さないといけないと思います。僕自身もまだまだトレーニングを積まないと難しい。インテンシティは、アンリなんか紅白戦で組みましたが、『長友さん早すぎて頭がついていかないです』ってボールが出るたびに行っていました。世界と照らし合わせた時、まだまだ自分たちの脳の神経系も遅いんだと感じると思うので、伝えていきたいと思います」
「思っている以上に感覚や連係、フィーリングも悪くなかったと思うので、手応えは自分も得ています。ただ世界で戦う、最終予選で戦うためには伸ばしていかないといけない危機感もあります。課題は練習から激しくやれていましたし、若い選手も物おじせずにできていたので、世界からは課題がありますが、充実した合宿だったと思います」
また、間近に控えるワールドカップ・アジア最終予選にも言及。1月の招集では、主将の吉田麻也や古橋亨梧、三笘薫らが負傷の影響で欠場することも予想されているが、長友は「調子の良い選手、核となる選手がいない。いた方が戦力は上がると思いますが、代表は誰が出てもパフォーマンスを発揮しないといけない。僕も今までも大事な選手がいないことは経験してきた。落ち着きをチームにもたらせるように僕自身も取り組みたいなと思います」とコメント。また、森保一監督についても言及している。
「W杯に出ないといけないですが、W杯でベスト8以上の結果を残す基準で語ってくれていると思います。だからインテンシティが足りなかったら練習もすぐに止めるし、雰囲気が一気に変わった。良い刺激を与えながら、与えられながら練習をして、良い意識で取り組めているなと思います」
