フライブルクの鈴木唯人が、ヨーロッパリーグ(EL)のユトレヒト戦で加入後初ゴールをマークした。ユリアン・シュスター監督は、難しい状況に置かれた攻撃的MFが見せた姿勢について「そのリアクションは本当に非常にポジティブだった」と称えた。
ELでこれまで1勝1分けのフライブルクは、23日に行われたELリーグフェーズ第3節でユトレヒトをホームに迎えた。フライブルクは20分、鈴木のゴールで先制すると、前半終了間際にはヴィンチェンツォ・グリフォが直接FKを決めて追加点を奪取。後半はやや勢いを落としたものの、相手に決定機を許さず、2-0のまま試合を締めくくった。
8月以来のスタメン出場となった鈴木にとって、これは公式戦での加入後初ゴール。グリフォの絶妙なスルーパスに抜け出した左サイドバック、クリスティアン・ギュンターがボックス中央へ折り返すと、鈴木が右足で叩き込んだ。また27分や47分にも惜しいシュートを放つなど攻撃面で存在感を発揮し、75分の交代まで前線からのプレスでも献身的な動きを見せ、無失点勝利に大きく貢献した。
シュスター監督はクラブメディアで試合を振り返り、鈴木について言及。「彼にとって簡単な状況ではなかった。最初の2試合(いずれも黒星を喫した開幕節アウクスブルク戦と第2節ケルン戦)はスタメンだったが、その後はメンバー外になることもあった。これはチーム内の競争の激しさを示しているが、彼のリアクションは本当に非常にポジティブだった」と述べ、さらにこう続けた。
「彼は自身が置かれた状況をしっかり受け入れた。決して簡単なことではない。代表ウィーク中もチームに残って練習を続けられたのは良かったし、(7-0で勝ち、1ゴール2アシストを記録した)カールスルーエとのテストマッチでもすでに良いパフォーマンスを見せていた」
「練習でしっかりアピールできれば、状況をすぐに変えることができるし、他の選手を追い越すことも可能だ。だからこそ、今日のゴールとパフォーマンスで報われたのは本当にうれしい。彼は正しい教訓を得て、それを行動に移したんだ」
また、シュスター監督は試合後の記者会見で、26日のブンデスリーガ第8節レヴァークーゼン戦から11日間でアウェー4連戦に臨む過密スケジュールについてもコメント。「全員の力が必要になるし、全員が完全に集中していなければならない。個々の失望とどう向き合うかで違いが出ると思う。これは非常に難しいことだと十分承知しているし、選手たちには多くを求めている。でも、それを乗り越えられれば、最終的にはチームにとってプラスになり、ピッチ上でのパフォーマンスとして表れるはずだ」と述べ、これまで出場機会に恵まれなかった選手にも必ずチャンスが訪れることを示唆した。





