スコットランド王者セルティックは、再びJリーグからの補強を考えているのかもしれない。『デイリー・レコード』が伝えている。
昨夏に元横浜F・マリノス指揮官アンジェ・ポステコグルー監督を引き抜き、さらに古橋亨梧を獲得。冬にも前田大然や旗手怜央、井手口陽介をチームに加えたセルティック。すると日本代表選手らの活躍もあり、リーグ優勝と国内カップ戦制覇を達成した。
来季はチャンピオンズリーグでの挑戦も控えるセルティックだが、今季限りでトム・ロギッチやニル・ビトンが退団する。中盤の補強に動く可能性が伝えられる中、『デイリー・レコード』は「可能性のある5つのオプション」として、5人の選手を挙げた。その中に、清水エスパルスMF鈴木唯人、そして同じく清水MF松岡大起もリスト入りしている。
以下に続く
同メディアは鈴木に関し、「昨夏のJリーグからの移籍成功を考えれば、ポステコグルーが再びその市場に足を踏み入れることは否定できない。20歳の攻撃的MFは、ヨーロッパへステップアップする新たな選手になるのではと期待を集めている」とし、以下に続けた。
「古橋や前田に比べればトップチームでの経験は少ないため、ややリスキーなオプション。しかしクリエイティビティとポテンシャルは間違いないため、賭ける価値はあるだろう」
一方で松岡については、「この21歳は加入前の旗手のような多才さを持ち、中盤深い位置やサイドバックでもプレー可能。中盤での信頼できる存在感とキープ力の高さは高く評価されている」と分析している。
Jリーグからの積極補強とポステコグルー監督の指揮が成功し、スコットランド王者に輝いたセルティック。再び日本人選手をチームに引き入れることになるのだろうか。
