ブレンビーのU-23日本代表FW鈴木唯人が指揮官から称賛を受けている。クラブ公式サイトが伝えた。
ブレンビーは17日、デンマーク・スーペルリーガの第22節でシケルボーと対戦。鈴木はバックヘッドでネットを揺らすと、後半には左足の狙いすましたシュートで追加点。71分にもクロスに合わせ、3点目を挙げた。鈴木のハットトリックの活躍もあり、ブレンビーは4-1と快勝している。
試合後、イェスパー・ソーレンセン監督は「我々は日頃からユイトの実力を目の当たりにしているし、彼はスキルの高い選手だ。今日はすべてを手に入れた」と称え、こう続けた。
「我々はおそらく、もっと多くの彼を見ることになるだろう。私たち全員にとっても、彼にとっても、そして彼の家族の前でも。私たちは、彼らがここで生活できるものを見つけられるかどうか見なければならない」
さらに、鈴木について指揮官は「鈴木の能力は独特で、フィニッシュに長けている。それが毎日のトレーニングで見られるようになれば、やがて試合でも発揮されるようになる」と称賛を惜しまず。
清水エスパルスからストラスブールへのレンタル移籍を経て、2023年夏に完全移籍でブレンビーへと加わった鈴木。指揮官は言葉の問題やクラブへの適応についても語った。
「日本のようにサッカー文化の違いが大きいところから選手を獲得しても、毎回100%うまくいくわけではない。彼とは英語でコミュニケーションをとっている。理解はできているし、彼の英語は改善している。鈴木はすでにチームメイトから高く評価されており、とても謙虚だ。彼はあまり自分を目立たせるようなことはしない。歓喜のシーンを乱発するタイプでもない。鈴木はとても謙虚なんだ」