ブリストル・シティは、FC町田ゼルビアから期限付きで加入中のFW平河悠について、完全移籍に向けて動いていることを明かした。
U-23 日本代表として昨年4月にアジアカップ優勝を達成し、パリ・オリンピックメンバーにも選ばれた平河悠。昨夏にはFC町田ゼルビアからブリストルへのレンタル移籍が決定し、ケガの影響もあったがチャンピオンシップ(イングランド2部相当)25試合で2ゴール1アシストを記録している。
チャンピオンシップでは現在9位と昇格プレーオフ進出を狙うブリストルだが、1月の移籍市場では5選手が退団し、新加入選手を1人も獲得していない。そうした中で2日、クラブ公式HPで「ブリストル・シティのスカッドについて」との声明を発表し、以下のように伝えた。
「1月はメディアが盛り上がる時期でもあるが、ビジネスを行うには適切な時期ではない。ファンが補強を望むのは当然だが、1月を迎えるに当たって最も重要なことはチームの中核を維持することだった。これにより、選手が成長を続けるチャンスを確保し、シーズン最初の2/3で築いた基盤をさらに強化することができる。我々はトップチームへの影響を最小限に抑えつつ、予算のギャップを埋めることに成功した。最近レンタルで放出した選手たちは、今季リーグ戦で5試合しか出場していない」
「チームの規模は拡大していないが、ある程度の確実性は確保している。マーク・サイクスとの契約を2026年夏まで延長した。そして、近日中に平河悠の完全移籍契約を結ぶと発表できることを嬉しく思っている」
「我々は、この選手たちとグループが達成できる可能性を信じ、残る今シーズンを心から楽しみにしている」


