ブンデスリーガ2部のダルムシュタットは19日、ジュビロ磐田から古川陽介を獲得したことを発表した。契約期間は明らかにされていない。
現在21歳の古川は、昨夏に元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが所属するポーランドのグールニク・ザブジェに期限付きで加入。同クラブでは公式戦25試合に出場し、2ゴール2アシストを記録した中、フロリアン・コーフェルト監督率いるダルムシュタットの関心を引きつけたようだ。
古川はクラブの公式ウェブサイトを通じて、「ダルムシュタット98、そして新しいチームでプレーできることをとても楽しみにしています」と移籍の喜びを語り、「チームの勝利に貢献し、サポーターの皆さんにも誇りに思ってもらえるよう全力を尽くします。近いうちにスタジアムで皆さんにお会いできるのが待ち遠しく、その雰囲気を体感できるのをとても楽しみにしています」と続けた。
また、クラブのスポーツディレクターであるパウル・フェルニー氏は、「将来有望な若手選手である古川陽介を新たに獲得できた」と報告。そのうえで、「特にポーランドでの直近のシーズンを通じて彼のプレーをしっかりと確認できた。彼の才能とポテンシャルは、2部リーグでも注目を集められると確信している。陽介の優れたドリブル能力と爆発力、そして高い技術を兼ね備えたプレースタイルは、我々にとって非常に魅力的な攻撃のオプションになるだろう」と期待を寄せた。
なお、クラブは古川を「柔軟に起用可能な攻撃的ミッドフィルダー」として紹介。ダルムシュタットでは背番号44を着用することも併せて伝えている。
