ヘントのMF横田大祐はドイツ2部ハノーファーへのレンタル移籍が発表された。
現在25歳の横田は、昨夏、ベルギーのヘントからブンデスリーガ2部のカイザースラウテルンへレンタル移籍で加入。右ウイングを主戦場とする左利きのアタッカーは、持ち味のドリブルでファンの心をつかみ、公式戦26試合で4ゴール3アシストを記録した。今夏にはザンクト・パウリへの移籍が濃厚とされたが、交渉は最終局面でまとまらなかった。
すると29日にはハノーファーへのレンタル移籍が決定。横田は「ハノーファー96の一員になれてとても嬉しいです。話し合いが大変有意義で前向きなものだったので、どうしても移籍したいと思っていました。経営陣は、僕の強みがチームシステムにどのようにフィットし、どのようにチームに貢献できるかを明確に示してくれました。これからはピッチで全力を尽くしたいと思っています」と話した。
また、ハノーファーについては「契約する前から、このアタッカーはクラブと街についてよく知っていた。というのも、室屋成、原口元気、そして現在は松田といった日本人選手が96でプレーした経験があるからです。彼らのおかげで、そして何よりも、96は日本で注目を集めています」と話した。
クラブのマネージングディレクター、マーカス・マン氏は「ダイスケは、我々のチームに非常にマッチしたプロフィールを持つ攻撃的な選手。加速力に優れ、1対1の状況で非常に機敏で機動力があり、トランジションにも強みを持っている。ゴールへの推進力も高く、中央に展開して自らフィニッシュを狙うだけでなく、最後、あるいは最後から2番目のパスを出すこともできる。サイドや攻撃の中心に柔軟に展開できる。昨シーズン、ブンデスリーガ2部でそのプレースタイルで既にその実力を証明している。彼がハノーファー96を選び、チームを強化してくれることを大変嬉しく思う」と期待した。
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