tanimura marinos(C)Getty images

横浜FM、連勝で3カ月ぶりに最下位脱出!谷村海那のデビュー弾など3発で名古屋撃破

明治安田J1リーグは20日に第24節が行われ、横浜F・マリノスと名古屋グランパスが対戦した。

前節のダービーで5試合ぶりの勝利を挙げた横浜FM。しかし勝ち点18で依然として最下位に沈む中、ホームで3試合負けなしの14位・名古屋と対戦した。横浜FMでは新加入FW谷村海那が早速先発、名古屋では日本代表帰りの稲垣祥らがスタメン入りしている。

序盤は両チーム縦に速い攻撃を狙いつつ、ピッチの至る所で接触が多くボールが落ち着かない展開に。名古屋は14分、精度の高いクロスにマークを外した永井謙佑がヘッドで合わせたが、シュートは枠を捕らえない。その直後にもチャンスを作ったが、永井謙佑のシュートは再び枠を外れた。ニ度のチャンスを活かせなかったものの、名古屋が徐々に主導権を握っていく。一方の横浜FMは20分すぎからチャンスを作り始め、25分にはジャン・クルードが鋭いミドルシュートを放っている。

すると35分、横浜FMが試合を動かす。CKからファーのエウベルが折り返すと、混戦から最後は谷村海那がうまくボレーで合わせて押し込んだ。この日が横浜FM&J1デビューとなった27歳FWが早速結果を残す。さらにアディショナルタイム、ヤン・マテウスが相手の股下を抜く巧みなシュートを突き刺し、リードを2点に広げて前半を折り返す。

後半はリードする横浜FMが良い入りを見せ、51分にもセットプレーの流れからチャンスを作る。一方の名古屋も再び攻勢を仕掛け、71分にはCKから三國ケネディエブスがヘッドを放ったが、GK朴一圭のファインセーブに阻まれている。

その後は両チームともにゴールを目指していくが、後半アディショナルタイムにホームチームが決定的な3点目。相手陣内でボールを奪うと、ヤン・マテウスのラストパスを植中朝日が冷静に流し込んだ。試合はこのまま終了し、3-0で横浜FMが快勝を収めている。

この結果、横浜FMは連勝で勝ち点を21まで伸ばすことに成功。4月20日に行われた第11節の浦和レッズ戦(1-3)後から最下位に沈んでいたが、18位まで浮上し、3カ月ぶりに20位を脱出している。

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