バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルの発言は、レアル・マドリーを激怒させているようだ。
今季はケガの影響があったものの、公式戦7試合で3ゴール5アシストと驚異的なパフォーマンスを続けるヤマル。しかし、26日にレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を控える中で残した発言が物議を醸している。
人気司会者イバイ・リャノス氏のインタビューを受けた際、レアル・マドリー側がいわゆる“ネグレイラ事件(バルセロナが当時の審判技術委員会副会長に対し750万ユーロを支払っていたとして調査中の事件)”を問題視していることについて問われると、「彼らは盗み、文句を言って、僕の知らないようなことをするんだよ」と発言していた。
そしてこの発言について、レアル・マドリー側は激怒している模様。スペイン『マルカ』によると、レアル・マドリー陣営はヤマルが「プロフェッショナルとしての基本的なルールすら遵守していない」と考えており、またこれは若さゆえの問題ではなく、個人の問題だと受け止めているという。さらに、18歳FWがレアル・マドリーの選手たちを「何度もうんざりさせている」と認識しているようだ。
また『マルカ』は、レアル・マドリー側はヤマルのこうした行動は「初めてではない」と感じており、その意味では今回の発言にも「驚いてはいない」とのこと。それでも、昨季レアル・マドリーガバルセロナに4連敗を喫したこともあり、今回のクラシコに向けてこの発言を糧にしたいと考えていると伝えられている。
勝ち点24でラ・リーガ首位に立つレアル・マドリーと、同22で2位につけるバルセロナ。首位の座をかけた大一番だが、ヤマルの発言によってさらにヒートアップするかもしれない。




