バルセロナは2月1日にラ・リーガ第17節延期分、敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦に臨み、2-1の勝利を飾った。チャビ・エルナンデス監督は試合後、チームのパフォーマンスに満足感を表している。
自分たちの同じポゼッションスタイルのベティスからボールを取り上げて攻め続けたバルセロナ。なかなかチャンスを生かし切れなかったが、後半にFWハフィーニャ、FWロベルト・レヴァンドフスキがゴールを決めて、DFジュール・クンデのオウンゴールを誘発されたのものの1点リードで試合終了を迎えている。
チャビ監督は試合後、次のような感想を述べている。
「私たちは素晴らしい試合を演じた。選手たちのプレーは極上だったよ。ベティスからボールを奪ったことが一つの鍵だった。この結果とパフォーマンスに満足しているし、ジローナ戦より良くなっている」
ラ・リーガ前半戦に勝ち点50を獲得して首位をひた走るバルセロナ。とりわけ目を見張るのは、わずか7という失点数だ(その内レアル・マドリー戦で3失点)。
「私たちは首位で、その守備はソリッドそのものだ。この仕事ぶりは努力の成果にほかならない」
「選手たちは闘ってくれている。今日は今季最高の試合の一つだった。私は本当に満足している」
「前半戦までの評価? この時点で点数を付けることは望まない。トルティージャはひっくり返せるのだから。後半戦。前半戦の数字に近づけたらいいと思う。私たちは良い道を進んでいる。だが、まだ19試合が残っているんだ」
この試合ではペドリが3回にわたり決定機を迎えたものの、決め切れず。同選手は自身の憧れでもあるヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタと度々比較されるが、バルセロナ&スペイン代表でイニエスタの相棒であったチャビ監督はその比較について、どう考えているのだろうか。
「ここまでのキャリアを比較するとしたら、イニエスタの圧勝になる。だがペドリは本当に稀な選手で、まるでアンドレスのような才能を持っている。スペイン・フットボールで、私が目にしてきた中でも最も大きな才能をね。ペドリは彼に似ている。今だって素晴らしいレベルにあるよ」
チャビ監督はこの試合で、80分過ぎまで交代カードを切らなかった。
「自分たちのプレーが良かったからね。よく動けていたし、サイド、中央のどちらからでもゴールに近づけていた。そうした状況での選手交代は難しい。交代させたのは結果のためではなく疲労のためだった」




