レアル・マドリーのシャビ・アロンソ監督が、ビジャレアル対バルセロナの海外開催について再び反対意見を述べている。
ラ・リーガはUEFAの承認も受けて、ラ・リーガ第17節ビジャレアル対バルセロナをアメリカのマイアミで行うことを決定。しかし長旅による選手たちの疲労、中立地開催による大会の公平性の毀損などを理由として、批判も巻き起こっている。スペインフットボール選手協会(AFE)ももれなく反対しており、ラ・リーガでプレーする選手たちは同協会主導のもと、ラ・リーガ第9節でキックオフから15秒間プレーしないという抗議活動を行なっている。
18日に会見に出席したシャビ・アロンソ監督は、国内リーグの海外開催について改めて否定的な見解を示す。レアル・マドリーが以前に出した声明と同じく、ホーム&アウェーの原則を崩すマイアミでの試合開催が、大会の公平性を捻じ曲げる行為との考えを述べた。
「私の意見は、2カ月前に質問を受けたときと同じだ。私たちはその試合に反対している。競争を歪めてしまう行為だからね。中立地での試合開催で、意見の一致も相談もなかった」
「抗議活動はポジティブだ。多くのクラブが同じように感じているのだから。海外で試合を行わないようにするためには、他の人が決断を下さなければならない。いずれにしても、私たちの意見は一貫して同じであり続けている」




