マンチェスター・シティは18日、早稲田大学に在学中のMF大山愛笑の獲得を発表した。
現在20歳の大山は、日テレ・メニーナ、日テレ・東京ヴェルディメニーナを経て、2021年に東京ヴェルディベレーザでWEリーグデビューを果たした。その後、怪我もあって登録が抹消されると、2023年4月に早稲田大学に進学。飛び級で出場した2022年のU-20ワールドカップでは全6試合に出場し、昨年行われた同大会も全7試合に出場し、2大会連続の準優勝に貢献した。
今回、マンチェスター・シティへの移籍が決まった大山は、クラブ公式サイトで移籍に対する思いを明かしている。
「このような名門チームでプレーできることを、とても嬉しく思います。できるだけ早くチームに貢献し、皆さんに笑顔を届けられるようになりたいです! このチームに加入した今、他の選手たちのように、できるだけ多くの試合に出場したいと思います。また、(トップチームの)若手選手たちを見ることで、彼女たちのように懸命に努力しようという刺激を受けています」
「私の一番の目標は、皆さんに認めていただくことです。私にとってサッカーを楽しむことが最も大切なので、試合中にそれを表現できればと思います」
マンチェスター・シティのフットボールディレクターを務めるテレーズ・ショーグラン氏は、「愛笑は非常にテクニカルな選手で、彼女への期待は本当に高まっている。今シーズン以降、彼女のプレーは見る者を魅了するだろう。さらに成長する可能性を十分に秘めている。彼女はすでに若くして日本で実績を築いており、マンチェスターの我々のスカッドにとって刺激的な加入となるだろう」とコメントしている、
マンチェスター・シティには、なでしこジャパンのGK山下杏也加、DF清水梨紗、MFの長谷川唯と藤野あおばが在籍しており、大山が5人目となる。