カタール・ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表について、イタリアメディアが特集記事を組んで注目した。
『ANSA』は、「W杯…24年前から出場する日本」の見出しをつけ、1998年フランスW杯から7大会連続出場する日本代表にスポットライトを当てた。「ワールドサッカーを代表する戦艦、ドイツおよびスペインと同グループ」となったことを伝えつつ、注目すべき選手としてW杯アジア最終予選の敵地でのオーストラリア戦で2得点をマークして2-0での勝利に貢献した三笘薫を挙げている。
イタリア人指揮官ロベルト・デ・ゼルビ率いるブライトンの25歳MFが「カタール大会へのビザを確約し、日本を天国へ導いた」と紹介。「まさにミトマは注目すべき存在だ」と指摘した。
一方、カギとなる選手にはモナコでプレーする南野拓実を挙げたほか、「日本代表選手の多くがヨーロッパの重要なリーグ(ドイツやイギリス、フランスやスペイン)でプレーしている」ことにも注目した。「しかしながらイタリアでプレーしている選手はいない」と綴り、現在セリエAに所属する選手がいないことを指摘しつつ、「インテリスタの36歳ナガトモ(長友佑都)や元ボローニャのタケヒロ・トミヤス(冨安健洋)、元ドリアーノ(サンプドリア)のマヤ・ヨシダらが過去にプレーした」ことに触れた。
『スカイスポーツ』もかつてセリエAでプレーした「元イタリア勢」の3選手に言及したほか、チームの特徴として「2列目に高いクオリティ」があると紹介。先発予想メンバーに南野や鎌田大地、久保建英を挙げた一方、堂安律や三笘、伊藤純也らも「先発する可能性がある」として2列目の人材が豊富であることを伝えている。
