japan-national-team-2022(C)Getty Images

独&西2強も「難なく事が運ぶわけではない」日本代表も同居のW杯E組を伊紙が分析

カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表が戦うグループEについて、イタリア紙『イル・ジョルナーレ』が15日に特集記事を組んで分析した。

まもなく今月20日にカタールW杯の開幕が迫る中、イタリア紙は出場32カ国について注目。「常連の偉大な主役からサプライズ候補、議論の余地のないカンピオーネ(王者)たちから新星まで」などと綴り、分析を行った。

森保一監督率いる日本代表がスペインやドイツ、コスタリカと対戦するE組についても見解を示している。「1つの組にスペインおよびドイツが同居しているならば、ベスト16予想はほぼ自ずと分かる」と指摘してヨーロッパの強豪2カ国の突破を予想。しかし「サプライズを予想している者は多くないが、すべて難なく事が運ぶわけではないだろう」とも綴った。

続けて「サッカーファンにとってドイツとスペインの対戦はカレンダーに赤丸をつけるべき一戦だが、同組の他の2チームが予想よりも複雑であることが明らかになるかもしれない」と指摘した上で、「元バイエルン・ミュンヘンと元バルセロナの指揮官らは、ファンに近年の失望を忘れさせるためにも、複雑な砂漠の横断を成功させなければならない」と主張した。

続けて「これまでスペインの若手選手たちの印象の方が強いが、伝統的なドイツ人の決意が違いを作り出すかもしれない」との展望を綴っている。

■日本の堅固な守備と危険な攻撃に注目

さらに、日本やコスタリカにも言及すると「2カ国はただ冬のカタールの太陽を楽しみにくるわけではない」と指摘。日本に関しては、代表メンバーの大部分がヨーロッパでプレーするなど、過去の大会と比較して攻守両陣営において人材が揃っている点に注目した。

「もしかしたらサムライブルーは今回初めて、堅固な守備とカマダ(鎌田大地)やミナミノ(南野拓実)、クボ(久保建英)といったスター選手たちが輝きを放つ可能性のある危険な攻撃を組み合わせることができるかもしれない」

最後にはコスタリカについて、「アッズーリを敗退に追い込んだ2014年ブラジルW杯の奇跡を繰り返すかどうかは複雑だ」と予想。一方、サンダーランドでプレーする18歳MFらに注目し、「(ジェウィソン)ベネットら勢いのある若手が最高峰の舞台で躍動するかもしれない」と述べた。

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