Ritsu Doan Japan 12012022(C)Getty Images

「シニズムとハイプレスの傑作。献身性と闘争心、戦術眼、日本は強豪の一員」伊紙が絶賛

カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16でPK戦の末、クロアチアに惜敗した日本代表に、イタリア紙『イル・フォーリョ』が5日、賛辞を贈った。

“死の組”とされたグループEにおいて、W杯優勝国のスペインやドイツに逆転勝利を収めて首位突破し、世界中を驚かせた森保ジャパン。史上初の2大会連続でベスト16へ駒を進めたものの、前回大会の準優勝国クロアチアを前に屈した。

イタリア紙は、そんなサムライブルーについて「献身性と闘争心、戦術眼…日本は強豪の一員だ」との見出しで称賛した。1998年フランスW杯で初出場を決めて以来、24年間で大きな進化を遂げた日本代表。スペイン戦の51分、三笘薫のゴールラインぎりぎりのアシストを巡る「息の止まるVARチェックの2分間において、日本の進化はファンの表情からも感じられた」とイタリア紙は指摘する。「田中(碧)のゴールが認定された時、誰もが震え、中には号泣する者もいた」が、「ピッチにおいても、W杯で偉業を成し遂げるために必要なすべての要素、献身性と闘争心、戦術眼がみられた」と振り返った。

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こうして「日本は1つの大会でW杯優勝国2チームを倒したアジア初のチーム」となり、「開幕前には『4位が妥当』とあざ笑うような声も聞こえたが、誰もが結果は当然と考えていたグループでふさわしい勝利を収めた。4度目にして最も衝撃的なベスト16進出だった」と日本の健闘を称えた。

さらにドイツおよびスペイン戦における後半からの逆転劇を振り返り、「森保(一)監督の選手たちのボール支配は18~26%にとどまったが、シニズムとハイプレスの傑作であり、見る者に正真正銘の実力を証明した」と綴った。

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