現地時間12月1日に行われたカタール・ワールドカップ（W杯）グループE最終節で下馬評を覆してスペインに勝利を収めた日本代表について、イタリア各紙が賛辞を贈った。
初戦でドイツに逆転勝利を収めるサプライズを巻き起こしたものの、第2戦でコスタリカに敗れた日本代表。ベスト16へ駒を進めるためには勝利が求められていたが、1日にスペインとの最終節に臨むと、再び2-1で逆転勝利を収めて世界を驚かせた。W杯優勝経験もあるヨーロッパの強豪2カ国が集う“死の組”グループEで首位通過を決めている。
イタリア紙『トゥットスポルト』は、「W杯、日本の奇跡……スペインを倒して首位に。ドイツは敗退したが、ルイス・エンリケを救った」との見出しで報じ、森保一監督率いるチームの偉業を伝えた。さらに「日本はグループE最終節でみんなを驚かせ、首位突破した」と続けた。
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『コリエレ・デロ・スポルト』も、前半にアルバロ・モラタのゴールで先制点を奪われた後の逆転劇に注目。「サムライブルーは前半に苦戦し、スペインにリードを奪われたが、後半開始直後にスコアを覆してみせた。モリヤスの選手たちにとって、W杯2大会連続での決勝トーナメント進出は史上初の出来事だ」と綴った。
このほか『レプブリカ』も、「ドウアン（堂安律）とタナカ（田中碧）が日本にグループ1位をプレゼント」の見出しで「日本の歴史的勝利」を伝え、「ルイス・エンリケのチームは、極めて強い決意を持ったアジアのチームを相手にうかつだった」との見解を示した。
