ホスト国カタールのワールドカップ(W杯)初挑戦は最悪の3連敗で幕を閉じた。
2010年に中東で初のW杯開催国となることが決まったカタールは、2019年のアジアカップで初優勝。W杯初参加となった今大会、ホスト国のアドバンテージを活かした躍進が期待されていたが、開幕戦でエクアドル代表に0-2と敗れると、第2節ではセネガル代表に1-3で屈して、開催国として史上初のグループステージ2連敗での敗退が決定した。
そして、29日に行われた第3節では、W杯初勝利を目指してオランダ代表と対戦した。しかし、26分にガクポに3試合連続弾を決められて失点。ビハインドで迎えた後半にも、49分にF・デ・ヨングにネットを揺らされて2点差とされる。その後、リスクを冒して一矢報いようと試みたカタールだが力及ばず、0-2の敗戦で3連敗。勝ち点0で大会を終えた。
W杯の開催国が3連敗で大会を去るのは、史上初の不名誉記録を更新する形となった。また、グループステージの総失点数は「7」に。開催国がグループステージで喫した総失点数として、2010年大会の南アフリカ(5失点)を上回る歴代ワースト記録更新という散々な結果となった。
