Queiroz(C)Getty Images

アジア最強の堅守イランが衝撃の6失点大敗…ケイロス監督「過去は変えられない。勝つか、学ぶか」

カタール・ワールドカップ(W杯)グループB第1節のイングランド対イランが21日に開催され、6-2でイングランドが大勝した。試合後、イランを率いるカルロス・ケイロス監督が、大敗した試合を振り返った。イギリス『BBC』が伝えた。

7大会連続16度目のW杯出場となる前回大会ベスト4のイングランドと、アジア最終予選首位通過で3大会連続6度目の出場を決めたイランの対戦。試合は、前半から攻勢に出たイングランドがジュード・ベリンガム、ブカヨ・サカ、ラヒーム・スターリングのゴールで3-0として試合を折り返す。迎えた後半もサカとマーカス・ラッシュフォード、ジャック・グリーリッシュがゴールを決めたイングランドに対し、イランはメフディ・タレミがPKを含む2ゴールで応戦したものの、2-6で大敗した。

アジア最終予選の10試合をわずか4失点で首位通過したイランだが、1試合でそれを上回る悪夢の6失点を喫することに。FIFAランキングでアジア首位に立つイランだが、サッカーの母国に格の違いを見せつけられる格好となった試合後、ケイロス監督は「私の見解はシンプルで現実的なものだ。3-0で前半が終わり、その後の目標は試合を楽しみ、勇気をもって自分たちのサッカーを見せることだった」とコメント。今回の大敗から学んで前進することを誓った。

以下に続く

「立ち上がりからハイレベルで競争的なフットボールを展開された。我々の選手たちは同じような経験を有していない。とはいえ、勝つか、学ぶかだ。イングランド代表から多くのことを学ぶことができて光栄だった。ウェールズ戦に向けて、より良い準備を我々はやっていく」

「我々コーチ陣の仕事は過去を変えることではない。起こったことを変えることができる人は、この世にいない。我々の仕事は、これから起こることに影響をもたらすことなんだ」

イランはこの後、25日に行われるグループB第2節でウェールズ代表と対戦する。

▶【dポイントが貯まる・使える】ドコモスポーツくじでWINNER予想!今なら1口200円のクーポンをプレゼント

広告