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W杯チケット価格に批判殺到も…FIFA会長は正当性を主張 「2週間で1億5000万件もの購入希望」

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)のチケット価格についてコメントした。

2026年6月にカナダ、メキシコ、アメリカの北中米3カ国で共同開催される北中米W杯。史上最多となる48カ国が出場する同大会のグループステージの組み合わせも決まり、注目はさらに高まりを見せている。

先日には2026年W杯のチケット価格が公表されたが、グループステージの試合では最大で700ドル(約11万円)、決勝戦に至っては4185ドル(約65万円)以上に設定されており、前回大会をはるかに凌ぐ価格となっている。これを受け、サポーター団体「これはW杯の伝統を壮大に裏切るもの」などと不満を語っていた。

しかし、インファンティーノ会長は2026年W杯のチケット価格に問題がないことを29日にドバイで行われた世界スポーツサミットの場で主張。その中で「600万枚から700万枚のチケットを販売しており、15日間で1億5000万もの購入希望を受けた。だから、毎日1000万のリクエストを受けている。これはW杯のパワフルさを示しているものだ」と話し、以下に続けた。

「W杯100年近くにわたる歴史の中で、FIFAは合計で4400万ものチケットを販売してきた。だから、この2週間で我々は300年分ものW杯のチケットを販売できたということだ。これを想像してみてほしい。これは完全に驚異的なことだ」

「重要なこととして、これから生み出された利益は世界中のフットボールに還元される。FIFAがなければ、世界150カ国にフットボールがなかっただろう。W杯から生み出した利益で我々は世界中に再投資する」

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