国際サッカー連盟(FIFA)は28日、「ワールドカップで輝く準備万端のアジアのスター10人」を発表した。
いよいよ開催まで約3カ月に迫るワールドカップ。イラン情勢やメキシコの治安など様々な問題が浮上していることでさらに注目を集める状況だが、FIFAのマティアス・グラフストローム事務局長は「我々の目標は全員が参加する安全なワールドカップの開催」と宣言し、初の三カ国共催大会の成功に向けて準備を進めている。
そうした中、FIFAは公式HPで「ワールドカップで輝く準備万端のアジアのスター10人」を発表。日本代表からは2人が選出されている。
最初に選出されたのは、フェイエノールトFW上田綺世。「日本の優れたシステムを相手最終ライン付近で効果的に機能させる上で重要な役割を担う」とし、以下のように分析した。
「予選ではわずか809分間で8ゴールだ。現在の日本代表は選手層もクオリティも高いが、彼は攻撃の主力として確固たる地位を築いた。フェイエノールトでも新たな次元に到達し、ロビン・ファン・ペルシ監督の下でキーストライカーとしての地位を確立。18ゴールはエールディヴィジの得点ランキングトップだ。アジリティ、スピード、DFを背負いながらの知性的なプレー、そして空中戦の才能も兼ね備えている。現代フットボールに完璧に適応したダイナミックなストライカーだ」
そしてもう1人は、レアル・ソシエダMF久保建英。「上田がフィニッシュを担うならば、久保はそのテンポをコントロールする」とし、以下のように称賛している。
「24歳の久保は若くして世界の舞台に挑戦し、バルセロナの名門ラ・マシアで技術を磨いた。日本に帰国後、印象的なプレーがレアル・マドリーの目に留まり、18歳にして移籍が成立。その後は複数レンタルを経て、ソシエダで安定したプレーを披露すると、完全移籍で加わることになった」
「驚異的なスピード、アジリティ、右サイドから得意のドリブルで切り込む能力を持ち合わせており、近年ラ・リーガ屈指のスター選手としての地位を確立した。北米大会で強烈なインパクトを残すことを目指す日本代表でも、依然としてチームの要だ。カタール大会ではゴールもアシストもなかったが、今の彼はより成熟し、フィジカル面も充実している。今大会で最も注目を集めるアジアのスターの1人であることは間違いない」
■FIFAが選ぶ「ワールドカップで輝く準備万端のアジアのスター10人」
ムーサ・アル=ターマリ/イラン代表
アクラム・アフィーフ/カタール代表
サーレム・アッ=ドーサリー/サウジアラビア代表
ソン・フンミン/韓国代表
イ・ガンイン/韓国代表
メフディ・タレミ/イラン代表
上田綺世/日本代表
久保建英/日本代表
エルドル・ショムロドフ/ウズベキスタン代表
ジョーダン・ボス/オーストラリア代表
