LEON GORETZKA BAYERN MÜNCHENGetty Images

2034年W杯のサウジ開催に…ドイツ代表MFはFIFAを批判「カタールから間違いは修正されていない」

ドイツ代表MFレオン・ゴレツカは、ワールドカップ開催地の選考を批判している。『The Athletic』が伝えた。

2022年はカタールで異例の冬開催となったワールドカップ。現在はアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催となる2026年大会へ向けてアジアや南米など各地で予選がスタートしているが、先日には2030年の開催地が決定し、2034年大会の開催地も確実となった。

100周年の記念大会となる2030年大会は、ウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイで3試合、それ以外をモロッコ・ポルトガル・スペインの3カ国で行うことになる。そして2034年大会は、期限である10月31日までに入札を行った唯一の国であるサウジアラビア開催が確実視されている。

しかし、ゴレツカはワールドカップ開催地の選考に苦言を呈した。昨年の開催地であるカタールや2034年大会の開催地であるサウジアラビアでは、これまで幾度となく人権に関する問題が取り沙汰されてきたが、ドイツ代表MFは以下のように語った。

「間違いは(2022年カタール大会の)開催地承認とその基準にあった。それは明らかに次の大会(サウジアラビア)に向けて全く修正されておらず、良くないのは確かだ。だが、まず考えるのはこの夏のことであり、これらの質問はおそらく減っていくはずだ。我々はみんなが望むサッカーへと集中できるだろうし、非常に満足だね」

なおゴレツカは昨年の大会前、元カタール代表ハリド・サルマン氏が湾岸諸国で同性愛が違法であると断言したことについて、「非常に抑圧的。千年前から来た男のようだね。ワールドカップ直前に大会の大使がそんなことを言えるなんて、言葉を失うよ」と反応している。

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