1日に発表されたカタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表の招集メンバーについて、イタリア紙『トゥデイ』が3日、特集を組んでスポットライトを当てた。
イタリア紙は、森保一監督率いる日本代表の26人の最終メンバーを「大会で1号目の招集リスト」として紹介。「スペインやコスタリカと同居するグループEの初戦でドイツと対戦」する日本に注目した。
まず1998年フランス大会から7大会連続で出場する日本代表について「2022年大会は、日本サッカー史上最も“海外組”が多い代表チームになる」と指摘。「ブンデスリーガを始めとして旧大陸(ヨーロッパ)でプレーする選手が26人中20人を占めている」と続けた。そんな中、セルティックのFW古橋亨梧したことについて「昨シーズンに2ケタ得点をマークしたセルティックのセンターフォワードであるキョウゴ・フルハシが不在であることは驚きだ」との反応を示している。
続いて昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)覇者フランクフルトに所属するMF鎌田大地にも言及した。
「特別に注目すべき選手の中の1人は、ダイチ・カマダだ。フランクフルトでは、チャンピオンズリーグ(CL)の6試合で3得点を挙げ、途方もないシーズン序盤戦の主役となった。すでに昨シーズンもフランクフルトのEL優勝に貢献している」
さらに「特に言及しておくべき」として「サンプドリアでの3シーズンを経てシャルケへ移籍した主将のヨシダ(吉田麻也)」や「レアル・マドリーが18歳の時に投資した“小さなスター”クボ(久保建英)」、「昨シーズンに10得点を挙げた元リヴァプールのミナミノ(南野拓実)」を挙げた。
また2011年2月から7年半にわたってインテルでプレーした36歳のDF長友佑都にも言及。「15年近く代表でプレーし、サムライブルーでの出場数は137キャップを記録。ジュビロ磐田で現在も現役の日本サッカー界のレジェンド、ヤスヒト・エンドウ(遠藤保仁)に次ぎ2位だ」と紹介した。
